ちょうどブログでフード関係を書いていたこともあり、かなり敏感に引っかかってしまいました。
「食品ロス」(食べ物があまっているのに、賞味期限などの制限によって捨ててしまう)は
なにも日本だけではなく、欧米を始め先進国の共通の悩みです。
(数10年以上前から、地域によりますが、中国ですら問題になっています)
それをなんとかしようと各国取り組んでいますが、食品ロスをなくすために無料で提供してしまうスーパーがオーストラリアに誕生。かっこいい!
が、現実はそうも言っていられない。やっぱりオーストラリアでも食品ロスによって救われる人も増えているっていうことですよね。
一方で、捨てる食料品も増えているということ。
実際、3月下旬から4月初旬にタスマニアを回っていて気がついたこと。
夜6時を過ぎれば街は閑散として、ほとんどの人は家路に着く。
一方で、お客様がほとんどいないというのに、大手のcoles(コールズ)やWoolworth(ウールワース)のスーパーでは、夜10時くらいまで営業していて、食料品が完売になるどころか、もともと夕方まで山のようにあった野菜や果物がまだまだたくさん残っている。
(肉などもショーケースにありますが、冷蔵品なので、翌日以降もお店に出しても問題ないでしょう。一方、パンなどは早々に品切れになり、夕方補充されず空のケースのままだったり、ジャンルにより差異があります)
問題の生鮮食料品。閉店後どうするのか気になっていましたが、おそらく日本と同じ状況なんでしょう。やっぱり多くは捨ててしまうんでしょうね。
そんな状況を見兼ねて、オーストラリアで始まった「無料スーパー」の誕生。
どこまで続くか、廃れてしまうのか?
または世界に広まるのか?
非常に興味のある分野なので、見守っていくつもりです。
記事:2017年7月9日