ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

オーストラリアを走ってみよう 豊かなバリエーション

 昨日シドニーラソン2017が終了しましたが、南半球のオーストラリア。

まだまだマラソン大会が続きます。

前にも書いたことがあるので、もう一度お見せしますね。

tanoshiiau.hatenablog.com

 そこでお伝えできなかったその他のマラソンをご紹介します。

 

グレートバリアリーフラソン

名前はグレートバリアリーフですが、海の中を走るわけではありません(笑い)。

場所はケアンズ郊外にある高級リゾート地、ポートダグラスが舞台。

2017年は10月22日に開催されます。

昨年は2000人が参加だったため、まだまだ小規模ですが、日本から直行便のあるケアンズから近いので、参加しやすい場所だと思います。

コースはフルマラソン(42.195キロ)から、キッズも参加できる2.3km ジュニアチャレンジまで豊富に揃っているので、ファミリーで安心して参加できますね。

 

ボンダイビーチマラソン

シドニーからすぐのところにあるボンダイビーチ沿いを走る、チャリティーラソン

シティ2サーフ(City2Surf)

毎年8月にシドニーのシティからボンダイビーチまで14キロを約8万人が走ります。

8万人はかなりの大規模ですが、記録よりも記憶。是非シドニーの町並みの空気を吸って、一生の思い出にしてくださいね。

 

アウトバックラソン

アウトバックという名前から想像できる人はもうお分かりでしょう。

内陸部を走るマラソン。もちろん観光地といえばもう想像通り。

ウルル(エアーズロック)やマウントオルガを遠くに見ながら、アウトバックを周遊するマラソンです。

オーストラリア・アウトバック・マラソン

現地の乾季(いつも乾季ですが)で、まだ冬の7月に開催されます。

そのコースはこちらから。

Course Maps – Australian Outback Marathon

 

どうですか。自然豊かなコースや、美しいシティーをバックに走るなどバラエティーに富んだコースが用意できるのも広大なオーストラリアならでは。

ラソン目的でも楽しい思い出ができるはずです。

ここでは紹介仕切れていないほかのコースがまだまだたくさん!

 

興味のある方は、是非一度トライしてみてはいかがでしょうか?

本日シドニーマラソン 結果は?

本日9月17日、シドニーラソン2017 が開催されました。

 

結果(詳細)はこちらになります。

blog.neet-shikakugets.com

男子フルマラソンの部では、服部翔太選手2時間15分16秒で制し、この種目で日本勢は三連覇を飾りました。

おめでとうございます!

 

来年は4連覇を目指してがんばってください。

 

それに、もっと日本から大勢のツアーが開催できるといいなあ。

 

 

タスマニア 一味違うオーストラリア 王道の世界遺産 ポートアーサー5

世界最南端の歴史的なこの刑務所は、罪を犯した流刑囚たちを監禁するために、アーサー総督によって1830年に作られた。だから、

ポートアーサーと呼ばれたようですね。

(ポート=港、ありました)

f:id:tanoshiiau:20170913231322j:plain

タスマニア本島とタスマン半島をつなぐ幅が100mにも満たない「イーグルホーク・ネック」と呼ばれる細長い陸路と、サメが出没すると噂されたその両側の海によって囚人たちが脱獄するのを防ぎ、オーストラリア全土の中でも一番恐れられた「誰も行きたくない、辺境の刑務所」と言われても、確かにおかしくない。

 

実際、その日はまたしてもありえないほどの晴天に恵まれ、貴族の庭園のような気分になりましたが、曇りや雨の日だったら、きっと気持ちがふさがれることでしょう。

f:id:tanoshiiau:20170913231034j:plain

そのような天候だとどうなるのか、当時の様子をできるだけ思いをはせ、じっくりと見て回ってみました。

f:id:tanoshiiau:20170913231225j:plain

f:id:tanoshiiau:20170913231322j:plain

f:id:tanoshiiau:20170913231433j:plain

内部

17時を回っているというのに、西日が高いことはわかりますか?

 

f:id:tanoshiiau:20170913231631j:plain

独房に住んでいた証です。

歴史を感じますね。

 

写真:2017年3月28日

タスマニア 一味違うオーストラリア 王道の世界遺産 ポートアーサー4

ポートアーサー流刑所跡に来る前に、実はほかの地域の流刑地にも立ち寄ったことがありました。


1つは、パース郊外にある、フリーマントル刑務所
こちらはわりと最近まで使っていたので新しいようですが、完全に刑務所の建物内の見学コース。
昼間でもなんとなく薄暗い刑務所内は、そのまま映画のセットに使えそうなくらいです。


もうひとつは、ポートアーサーに来る直前、ランチタイム前にリッチモンドという風光明媚な田舎町ですが、ここにはポートアーサーよりも5年前にできたリッチモンド監獄跡がりあります。
文字通り、「牢屋」や、光の届かない独居房が構えていて「さすが牢屋」を子供たちも体験。


さぞその拡大版がポートアーサーで見れるものと胸に期待を乗せて、さあいざ観光へ。

 

その矢先の、昨日の写真。

とにかく広い、を通り越しての、第一印象は
「ここは中世の貴族の庭園か?」
でした。


なんせ、お城のような城壁跡(実はこれは刑務所跡ですが)の前には、野球グランドの広さはある、芝生の緑が鮮やかな庭園が広がっています。ここでは野球はしませんが、ずっとクルマに閉じ込められていた子供たちは、ここぞとばかり、芝生の端っこまで走り出す始末。

f:id:tanoshiiau:20170911232159j:plain

(ほかの子供たちも同様。欧米の家族連れで、親も安心しているのか、幼児たちを放し飼い。数十メートル先まで歩き出してもまったく心配ないほど)

f:id:tanoshiiau:20170911231939j:plain

それにしても、広さも驚きでしたが、同時に驚いたのが「手の行き届いていること」。
冒頭、貴族の庭園か、と驚いたと感じたのはまさにこれ。
周りはそれなりに木々に覆われているので、緑豊かな自然環境ですが、枯葉がまったく落ちていない(もちろん人間が捨てるごみも)芝生だけではありません。歩道も舗装はあえてされてませんが、それでも土もキチンとむき出しになりすぎない程度に固められ、合間にベンチがあったり。


また、この後にも紹介する、流刑地跡に残った建物についてもとってもきれいに保存されている。
レンガの壁も多いんですが、「誰かが磨いているんじゃないの?」
と思えるくらい、ほこりや傷跡がありません。
世界遺産に指定されると、現存を維持し続けないといけない決まりがあるのは良くわかるのですが、よっぽどの台風でも来ない限り、まったく心配ないと思われるこのロケーション!


近くに宿泊施設があるようです(チケットが2日間有効)が、もし毎日この景色を拝めるんだったら本当に貴族の気分に浸れるかもしれません。


記事・写真:2017年3月28日