緑多い、シドニーの街。
シティから外れなくても、徒歩15分もあるけば、十分な緑豊かな公園に行けるのは羨ましい限りです。
さて、シドニー到着早々、シティにあるホテルに荷物を置いて、買い物もせず(ハイドバークを経由して) 早々に向かったのは「王立植物園(Royal botanic Gargen)」。
場所は、オペラハウスの裏に広がる・・・といえばどこにあるのか、だいたいわかるでしょうか。
ハイドパークの数倍(ハイドパークは日比谷公園の3-4倍くらい)、オペラハウスとハーバーブリッジを同時に写真に収めることができる、ミセス・マッコーリーズ・チェアのある、シドニーハーバーをほとんど見渡せる半島を含んでいるエリアに広がっており、起伏に富んでいます。
(写真左上のほうにオペラハウス、右の上の先端が、ミセス・マッコーリー・チェア。
昔貴婦人が要望して作られた、椅子があります)
シティーからオペラハウスまで、ほぼ直線的に歩くこと約20分。
(半島の先端にあるミセス・マッコーリーズ・チェアまではさらに倍以上の40分掛けないと行って帰ってこれない)
ほんのわずかな距離をあるいただけですが、園内の一部の公園をたしなむことができました。
この日は、園内に入るクルマの入場が規制され、人もあまり歩いてなく(土曜日の午前中11時台。まだ早い!)
我々以外はまばら。
それもそのはず。
「明日の準備」のため、縦に走る通り、マッコーリーストリート沿いにある公園内はわさわさしていました。園内奥にはいってしまうとご覧のとおり、とても静か。
それもそのはず、明日9月16日(日)はシドニーランニング・フェスティバル。
通過地点でもあり、ゴール地点でもある、オペラハウスとその裏にある王立植物園は、ランナーたちのたまり場、休息場でもあるため、囲いを作ったり、テントを張ったりと大忙し。
荷物預かり所も開設するため、すでに多くのフェンスが用意されていました。
*後ほどシドニーマラソン記でも書きますが、スタート地点とゴール地点が離れているため、スタート地点で預けた荷物を取りに行かなければならない。その場所が王立植物園という案内がシドニーマラソン日本事務局から報告されていたが、当日変更されていたのが驚き。さすがオーストラリアである。
ああ、いよいよ明日、シドニーマラソンがあるんだ。そして、多くのランナーがこの王立植物園で出会いがあるんだ。
と思うと、1,5時間睡眠だったというのに、眠気が吹っ飛んでしまいました。
ゴール地点の下見だったのでした。
心の余裕を持たせるためには、何事も事前準備が大事ですが、下見も観光を兼ねると楽しいものですね。
ずらりと用意された仮設トイレ。「設置に慣れている」感がある。
広い公園の、ほんの一部ですが、一路公園を通り抜け、最終目的地が前回紹介したオペラハウスは目の前。
サーキュラーキーに寄り道し、さあ、ゴール地点の下見です。
念には念を。けど観光も忘れずにね!
写真:2018年9月15日