ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

シドニーだって充実の公園があるのさ

オーストラリアの州都で「美しい公園」と言えば、まずはメルボルンが登場します。
なぜなら、メルボルンは公園がきれいなゆえ、「ガーデンシティ」とまで言われているから。


では、それ以外のオーストラリアの州都は公園がきれいでないとか、少ないかというとそんなことはない。


自分が大好きな都市の1つ、パースには、美しいシティが見下ろせる「キングスパーク」がそびえ立つ。


南オーストラリアの州都アデレードでも、「ボタニックガーデン」があるが、シティがもともと小さいせいか、ガーデンならぬ一面緑に地面に囲まれているといっても過言ではないほど、周りは整備された公園だらけ。

 

と固い話はおいておいて、そういえばシドニーの公園が出てきていない。
でも。あるんだよね?

 

もちろん、あります。
首都東京の中心地には、皇居があり、その隣んは日比谷公園があり、サラリーマンの憩いの場にもなっている。
同じように、シドニーでも日比谷公園に近いかなーって感じたのが、「ハイドバーク」

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シドニーランニングフェスティバルでも、ランニングコースになっていて、何度か登場しました。
日比谷公園よりもはるかに綺麗で(ごめんよ、日比谷公園)、多くの動物もいるらしい。
リスを見たと同行の旅行者が言っていたし、自分もオーストラリアで初めて野生のトキを見たのもハイドパークだ。

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これ、みんな野生のトキ。


更に、もっと大きな公園がシドニーティーの近くにある。
「センテニアルパーク
広さも半端ではなく、東京ドームの47倍。って広すぎてイメージできない。

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あまりに広いので、ビジネスマンがランチにやってきて、ちょっと散歩で一周、とまでは行かないが、週末はバーベキュー施設や、ランニング、それになんと乗馬をするためにやってきて、とことん公園を利用する(らしい)。

 

ちょっと離れているが、シティーからハーバーブリッジを渡ったところにある「ミルソンズポイント」

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ここからはハーバーブリッジとオペラハウスが同時に見れる絶景ポイントの1つ。

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こちらはミルソンズポイントの桟橋から。

左側の彫刻らしいものは、遊園地「ルナパーク」。

こじんまりとしているが、公園もあり、幼児が遊んでいる姿も。
ティーからたった一駅ですが(橋を渡るので多少距離はあるけど)、シティの喧噪もなくなり、ゆっくりと散策しながらシティを眺めることができる。
ちなみに、住宅街でもある。きっとリッチマンが住んでいるんだろうな。

 

さすがオーストラリア!
都市と自然が合体し、ストレスを極力感じない、1世紀以上前から設計した知恵ものには頭があがりません。
だから、世界中から旅行者だけでなく、移住希望者がやっている。
観光コースではわからない、かと言って特別穴場でもない。
生活者目線ならではの光景が公園というキーワードから見えてくるものもあります。


一度是非、公園に寄り道し、違う角度からシティーを見てみてください!

 

写真:2018年9月15日、16日

シドニーの中のデンマーク

シドニーの観光の中心、サーキューラーキーのフェリーターミナル前にある、アイスクリーム屋さん。
ロイヤルコペンハーゲン

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洋食器で有名な、デンマークのメーカーの中です。

が、チェーンではないし。
どうしてぽつんとあるのかな?

この時はどうしても次を急いでいたので、立ち止まってアイスクリーム屋さんのメニューや、店舗の中を観察する余裕がありませんでした。

だから、次回シドニーに行ったら、観察させてもらいます(笑)。


海外旅行に行くと、「なんで、ここは〇〇なんだろう?」
と思うことってよくありますよね。
不思議に思った一コマでした。

 

写真:2018年9月15日

行き交うサーキューラーキーで自転車?

電車、バス、フェリーが行き交うサーキューラーキー。


観光だけでなく、地元のビジネスマンも交差する。


オーストラリアはスポーツ大国。
人口が日本よりの1/5しかないのにオリンピックのメダルの数は、
日本とほぼ一緒なので、それだけでもスポーツが盛んなことがわかりますね。


更に、オーストラリアは自転車大国でもあります。
多くにツーリストがいるらしいですが、そんなスポーツではなく、日常の足として活躍する自転車に、運よく遭遇できました(日本では、ママチャリ文化と言います)。

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ハーバーブリッジを渡った先の街、ミルソンズポイント(Milsons Point)

自転車に颯爽と乗っている様は、じつに恰好いいです。
それも、周りの景色、バックには海が見え、自転車が華やかに見えるのは気のせい?

そんな自転車、首都圏の電車であろうと、乗せることができるんです。
えー?、自転車を駅から?

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車イス用の改札を通りぬける

そう、自転車を高架にあるプラットフォームまで自分で担いで(エレベーターがあれば、そのまま)いくことができます。

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電車には、自転車を乗せる専用車両もある。しかも都市部を走る電車にも。

電車だけじゃありません。
フェリーにも乗せられる
実際、フェリーで通勤している人が現地日本人の方でおりますが、多くのオージーがフェリーに乗るまで遠方からやってくるようで、しかもそこまで自転車を使っているそうです。
確かに、州都シドニーでクルマを利用するには駐車場はないし、道路もそれなりに込んでいる。
それよりも、自転車に乗ったほうがはるかに健康的だし、気持ちいいですよね!

サーキューラーキーの通勤時間帯、特にまだ観光客が出歩かない朝の7時から8時に行ってみてください。

行き交ういろんな人に交じって、自転車通勤(またはただエンジョイ?)している、格好いいオージーに出会うことができますよ!

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写真:2018年9月15日、18日

南半球の気候大変動

オーストラリアの気候が大変なことになっています。

特にクイーンズランド

 

オーストラリアの北東部に位置する、グレートバリアリーフにも近いロケーション。

もともと雨が降りやすいが、今年は特に「前例のない大洪水」が発生してしまった。

豪北東部の豪雨、ダム放流で「前例のない大洪水」 被災地の映像(AFPBB News) - Yahoo!ニュース

その中でも、ケアンズにも近いクイーンズランド州タウンズヒルでは、ヘビやワニが上流から流れてくるほど、街中が大変になっているとか。

 

しかし、洪水は今回、「たまたま」起きたんではありません。

 

2017年4月のときも、河川の氾濫が発生し、水位が1世紀ぶりの高さまで到達。

豪洪水、河川の水位1世紀ぶりの高さへ 2人死亡 4人行方不明 写真22枚 国際ニュース:AFPBB News

 

このときは州都ブリスベン郊外の街で浸水がありました。

さらに。

自分がオーストラリアでいろいろなチャリティーに関わるきっかけになったのが、2011年1月のクイーンズランドの大雨。

クイーンズランド州の大洪水、ブリスベンも!被害は拡大中 | On Time ~

オンタイム シドニー発 トラベルジャーナリストのネタ帳

 

この時も「50年に一度の洪水」で、オーストラリア初の洪水による死者が発生してしまたようです。

この年は、ニュージーランドクライストチャーチで大地震が発生。

3月11日には、日本人の誰もが記憶している、東日本大震災が発生。

そのため、オーストラリアの大洪水に対するチャリティー支援どころでは無くなってしまった感がありますが、地球上で自然災害の猛威を振るった年であったかもしれません。

 

クイーンズランド以外でも、アデレードメルボルン全豪オープンテニスでも、優勝した大阪なおみ選手が、「暑いから早くロッカールームに行きたい」と言ったことを記憶している方もいるでしょう。それくらいの猛暑)、パース郊外で、史上最高気温を記録したり、南極に近く夏でも涼しいタスマニア島でも森林火災が発生したり、災害に見舞われています。

 

台風シーズンの日本の洪水も最近毎年のことになってしまいました。

 

とても残念なことですが、いずれも人間のわがままな行動によって引き起こされているとしたら、大いに反省しなければなりません。

 

南半球で起きていることは半年後の北半球(もしくはその逆も!)でも起きる。

そういう点でも、日本とオーストラリアの両方を見つめ続けて行こうと思います。