ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

アデレードで南半球最大級のお祭り開催中

今日から3月。

早いもので、今年ももう2か月終わってしまいましたね。

さて、日本ではあまり注目されていないかもしれませんが、今オーストラリアで最大級のお祭りが開催されているのをご存知でしょうか?

しかも、シドニーメルボルンといった大都市での開催ではないところがまたすごいんです。

実はお祭りが始まってから半月が経ってしまいました。

その場所は、オーストラリア第四の都市、南オーストラリア州の州都アデレードで開催されている、アデレード・フリンジというものです。

adelaidefringe.com.au

あまりにも有名ではないので、日本語版による解説がないのが残念です。

歌あり、踊りあり、飲食はナイトマーケットのような出店もたくさん出ており、南半球では最大級の規模だともいわれています。

アデレードは人口130万人(2016年)で、街も非常にコンパクトですので、市内観光はあっという間に回れてしまうほど。

ですが、人口のわりに(といってしまうと失礼になっちゃいますね、お許しを)とってもレストランが多かったり、イベントが年中盛りだくさんだったりと、じっとしている暇がないほどやることが多い街です。

そういえば、バロッサバレーやマクラーレンベールをはじめとした、そうそうたる有名どころのワイナリーを抱えてるのも南オーストラリア州

実に見事なまでに食に遊びに満喫することが出来るんですね。

日本からは直行便がないので、シドニー経由かメルボルン経由かブリスベン経由でアデレードに入るのが良いでしょう。

アデレードフリンジについて書いていたんだ。

実はこのお祭りにはまだ参加したことがありません。

開催期間も、2月14日から3月15日まで毎日何かイベントをやっているので、飽きることもないとのこと。

(もちろん、食べるものも盛りだくさん!)

なんですが、日本ではこの時期になかなか旅行に行けないんですよね。

ああ、でもいつかは行きたいなあ。

本当は今年が1つの節目だったんです。

なんと、50周年記念イベントだそうです。

次の50年を見据えて、ターニングポイントですね。

ティーからトラムに乗れば30分で海にも行けるし、コンパクトだからこそたくさん楽しみに浸れること間違いなしです。

 

 

 

シドニーの空港と市内のタクシー往復の話

空港からシドニーの市内に向かう、タクシーの話。

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キングスフォードスミス国際空港のタクシー乗り場

日本からシドニーに行く場合、通常はシドニー空港(正式名称キングフォードスミス国際空港)を利用します。

 

最近は空港に電車の駅もできたため、バスやタクシーを使わなくても楽に移動できるようになりましたが、大きな荷物があったり、人数が多い場合は、タクシーの方が利用価値が高いですね。

 

ガイドブック(地球の歩き方)を見ると、空港から市内まで15分から30分と書いてますが、ずいぶんと開きがあります。

もちろん市内といっても広いので、どこを指すのかにより時間が変るのは仕方ないです。

問題(というほど大きな問題ではないですが(^^)/)は、同じ場所に行くのに、時間が全然変わること。

 

最短で15分で着くもんだと考えているとえらい目に遭う、という話です。

 

自分も15分は無理だとしても30分でなんとか着ければいいなあ、と「余裕をもってスケジュール」していたつもりでした。

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利用者のいない時間帯?

ところがどっこい、そうは問屋が卸さなかった(昭和な用語?)

 

シドニーでガラガラのタクシー乗り場から待つことなくタクシーに乗り、広い空港ターミナルをぐるっと迂回して、市内に出るまでは良かった。

そのあと、夕方でもないのに市内に向かう幹線道路で、速攻で渋滞にはまってしまいました

まるで東京の環状七号(通常環七)の渋滞にはまってしまったかのようです。

 

シドニーの市内は一方通行の脇道が多く、抜け道くらいタクシー運転手は見つけられるだろうと思いますが、郊外から市内に出るためにはある程度の距離は幹線道路を走らなくてはなりません。

渋滞にはまったが最後、メーターはかちかちとあがり、料金のことを考えると胃が痛みますが、もう覚悟を決めるしかありません(といっても何万円もとられるわけではないし)。

 

向かう先のホテルはセントラル地区のため、どちらかというと地理的には空港寄り

それでも指定のホテルに着いたときは40分を越えていました途中抜け道を何回か抜けてきたにも関わらず、です。

時刻は土曜日の15時半ごろ。夕方のラッシュにはまだまだでしたが、それでも十分な渋滞の経験をさせてもらいました。

これがビジネスの移動で、打ち合わせに大遅刻していたら目も当てられません。

(個人旅行で良かったと思うことにします)

 

さて、一方の帰り。

今度は早朝のチェックインのため、5時前にホテルからタクシーで出発。

この時間はまだ電車も動いていないし、動き出しても本数がかなり限られています。

それに、お土産もたくさんあって、手荷物いっぱい。

とても電車やバスに乗る気力もない。

 

行きの経験もあり、空港までは最悪45分は見積もっておけばまあ絶対に大丈夫。

なによりも余裕の行動が必要です(飛行機のチェックインし損ねたら話になりませんからね!)。

 

しかし、5時台に走っている車はほとんどない。

時たますれ違うクルマがあるくらい。信号待ちもほとんどなく、超スムーズ。

空港までは、なんと15分切りの13分台で到着してしまいました。

タクシー運転手が飛ばしに飛ばしたわけでもありません。

(スピード違反には非常に厳しいので、タクシー運転手が交通ルールを順守します。でないと会社を解雇されてしまいます)

道路がガラガラだったからです。

真夜中の高速道路を走っているみたいでした。

 

シドニー旅行でタクシーを利用される方、たくさんいると思います。

ガイドブックを見て、時間を参考にされる方もいるでしょう。

道路事情、時間帯、市内の場所などにより時間はものすごい変わります。

十分な余裕をもって損することはないです。

その逆は大損の可能性があります。

 

時間がゆっくり流れるおーストラリアですが、ここでは時間は多めに確保しておきましょうね。

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シドニー空港早朝のチェックイン

 

開通してた、シドニーライトレール新路線

最近は、どうしても長くそして拡大しているブッシュ・ファイヤーとその後に訪れたニューサウスウエールズの豪雨、さらには世界中で拡大をしている新型肺炎コロナウイルスのニュースで、すっかりオーストラリアの普段のニュースが色あせてしまいました。

 

それでも日々は動いています。

そんなことを考えていたら、ふと「忘れていた」ことを思い出しました。

シドニーでは、新しいライトレールの路線が開通していたんだ!

auvibes.com

いったいいつ開通するんだろう、ずうっと開通しないんじゃない?

と思えるほど工事は伸びに伸びていました。

たまたま、シドニーには2年続けて訪れました。

2018年9月

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ジョージストリート 右後方がQVB

まあ、線路ができているので、じきに開通するんだろうなあ。

日本人的な発想だと、「じきに」とは、半年以内を指す(自分の過去の統計(笑))

ところが、2017年、つまり写真を撮った1年前から、シドニー在住の日本人もそのころみんなそう思っていたんだそうな。

ということは、進展してないんだね。

でも、さすがに2018年になればもう開通しているんじゃないかな?

と淡い期待を持ちながら、2018年に訪問。

 

2019年8月

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チャイナタウン近く

ほぼ1年経って、やっぱり開通していなかった!

それでも周辺はしっかりと開通に向けて準備は進んでいた。

2018年の段階では、駅舎らしい、プラットフォームの存在も無かったが、今回は

「あ、新しい駅がある」と子供に見つけてくれた。

立ち入り禁止だし、入ったところで何もないし、そもそもそんなやってはいけないことをする大人はオージーにはおりません。

 

ああ、でもやっぱり開通していなかったんだなあ。

 

それから4か月後。

試運転の車両がなんども通過する日々が過ぎ、ついに12月4日に運行開始しました。

といっても、その日は時間通りにこなかったり、突然車両が止まったりと「オーストラリアではよくあること」が発生し、オーストラリアらしく順調な滑り出し!

そんなことにいちいち目くじらを立てない、おおらかなお国柄だし、そもしも4年以上の工事の末に開通したので、「まあ、いいんじゃないの?」くらいに皆さん思っていたんじゃないでしょうか?

さらにそれから2か月経った2020年2月現在。

シドニーから記事らしい記事はまったくありません。

すでに市民生活にすっかり溶け込んでしまったでしょうか?

 

それはそれで非常に気になりますけど。

 

ライトレールの端から端まで乗って、気ままな旅がしたくなってきました。

 

日本からの支援も続々 オーストラリアの森林火災

先週2月3日の週の情報で、オーストラリアの森林火災の規模が、日本の国土の約半分。

犠牲になった動物も、12億匹を数えるところまで広がったとのこと。

 

一方、先週末から、シドニーを中心に南東海岸沿い(地図で右のしたの方)では数日豪雨が発生し、これがめぐみの雨で、ニューサウスウェールズ州を中心に少し森林火災が収まったという情報もあります。

www.bbc.com

一方で、首都キャンベラを含む内陸部では雨がちょっとしか降っていないこと、

森林火災で焼けた地面に直接大雨が降り注いでいるため、今度が洪水が発生しやすくなっていることなど、いいことづくめではないようです。

 

なぜ、ここまで書いているかというと、最近はどうしても新型肺炎コロナウィルスの方にどうしても目が行ってしまい、報道されなくなってしまったからです。

 

もちろん、人の命が掛かっているので、非常に重要であることはわかっています。

ですが、オーストラリアの森林火災も(南米アマゾンの火災と合わせて)他人事ではありません。

 

アメリカ西海岸、カリフォルニア州でも大規模な火災が起こっていますが、こちらも乾燥から発生した火災が毎年発生し、しかも大規模化しています。

 

つまり、地球の北半球と南半球で大規模火災が続けて発生し、しかもだんだんと長期化しているので、ますます地球温暖化が加速しているともいわれています

私は素人ですので、このあたりは研究されている専門家にお任せするとしても、やはり人間の勘で「やっぱりなんかおかしい」と思います。

たぶん皆さんもそう感じているでしょう。

www.bbc.com

実はこのブログでも毎年書いてますが、「南半球の猛暑は半年後の北半球の夏」だと言ってきました。

しかし、今年の北半球の真夏を考えるのは、とても恐ろしいです。

ですが、事実と向かわないと、今後何が起きるか予想もできないし、原因究明にもなりません。

非常に重い話ですが、これだけは皆さんそれぞれが自分の頭で考えて、今後の行動に生かせてくれたらと思いました。