ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

頬に風を受けて 2

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こんばんは。オーストラリアでスポーツのイベントに参加してきました、イトウです。

前回はいきなり10月12日の朝の様子を語りましたが、何のイベントかお分かりでしょうか?

メルボルンでは伝統ある行事の1つ、「メルボルンマラソン」です。

しかも、個人的には人生で一度もマラソン大会なんてエントリーしたこともない、超が付く初心者です。

まずは日本国内で経験を積んでから。

というのが本来の流れかもしれませんが、人生いつ何時なにがおきるかわかりませんので、思い立ったが吉日(古い表現かな?)、メルボルンマラソンにでも参加してみたいな、だったら参加してしまおう、の乗りでエントリーしてしまいました。

 

このメルボルンマラソンについては過去にも書きましたが、もう少し補足しておきます。

メルボルンマラソンは、オーストラリア国内でも一番古いらしく、1978年にスタートしました。

(現在日本人に人気のある、ゴールドコーストマラソンや、シドニーマラソンはずっと最近になってからスタートしています)

また、マラソンといっても、参加して楽しむのがオージー流。

らしいので、タイムを競うのではなく、自分が目標を持って参加するのがまずは第一のようです。

その目標も本当に人それぞれ。

上位3人までは賞金が出るので、何が何でも賞金獲得する、という人もいれば、完走することだけに目標を置く人(今回の自分はまさにこれに当てはまる)、記念のために集団で走る人、中には企業の宣伝なのか、お揃いの服を用意して、周囲にアピールしているグループもありました。

そして、何かの記念にしている人。

例えば、結婚前の記念とか、怪我・病気の復活を祝うためとか、子供に頑張りを見せる人とか、本当に色々です。

あ、自分も海外でマラソンするというのも、一種の記念ですね。

マラソンの種類もたくさんあります。

フルマラソンの42.195キロ、ハーフの21キロ、10キロ、子供も参加できる5.7キロと、3キロを歩くコースもあります。

全部のコースを見たわけではありませんが、身障者と一緒にランする姿もあったため、前にも書きましたが、マラソン競技ではなくて、市民による「イベント」なんだな、と改めて思ったほどです。

実際に、参加者は合計で3万人のエントリーがあるそうです。

(というか、3万人が上限のようです)

そのうち海外参加は、2番目がオーストラリアのおとなりの国ニュージーランド、そして3番目がなんと日本からで、約100名の参加。

ということは参加者のほとんどがオーストラリア人ということになりますね。

 

さて、初めての参加は、普段の日本での練習、コンディションを考えると、最高に頑張ってもハーフマラソン

日本での練習は10キロ程度でしたので、ここはやはり頑張ってもハーフマラソンの参加でしょう!

普段は上り下りもたくさんあり、非常に厳しいコースですが、このメルボルンマラソンのコースは高低差があまりないことも比較材料として、多分ハーフマラソンが初挑戦するにはベストな距離と判断しました。

そして、第一歩を踏み出しましたが、その前にここに辿り付くまでにもう少しだけお付き合いくださいな。