ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

頬に風を受けて 11 悪夢のトイレ休憩

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アルバートレイクのコースの8キロ地点にある給水ポイントの手前で、後方からやってくるランナーたち。

ふと思った。「なんか女性が多いなあ」

 

トイレに寄ろう。

思ったほど気温が上がらないため、汗がほとんど出ない。

走るには身体へのダメージが少ないので、非常に助かる。

しかし、トイレに行くことは想定していなかった。

 

トイレに向ってから判明した。

オーストラリアの公園は「男女共用」だったのだ。

先にも書いたが、「女性が多い」、つまりトイレも女性の方が人数も多い。

ということは、並ぶことになるわけだ。

これだ男子だけであれば、ささっと済ましてコースに戻ることができる。

それができない。

走っている最中でペースを落とすならともかく、何もしないで時間だけが過ぎるなんて、ちょっと切ない、というよりも残念だ。

 

トイレ3か所に対して約15人ほど並んでいる。

仕方ない、ここは覚悟を決めて、休息タイムとしよう。

ネガティブな気持ちを引きずっても、何もいいことないし。

 

トイレの細かいことは省略する。

1つだけ書くとしたら。トイレのための待ち時間はなんと8分

大きなロスタイム。

これが競技ではなくて、参加者が楽しむイベントで良かった。

そして、これも1つの経験だと思うことにしよう。

それに、まだコースは半分以上残っている。

後半はもう2度とトイレに行かないようにしよう。

「給水ポイントではまず口に水を含むだけにする」

やっと意味が分かった気がする。飲んじゃいけないんだね。

 

気持ちも空もすっかり青々と冴え渡っている。

スタートから1時間が過ぎていた。

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