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ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

暮らすように泊まる 出会えない

宿泊=ホテルの設備でない場合、誰かに会わないと泊めてもらえない。

当たり前の話ですが、では、誰かに会えない場合はどうなるのか。

 

ホテルやコンドミニアムなど、宿泊を専門にしようとしている場合、誰かがフロントや管理室の誰かしらいるものです。外国語が話せるかどうかは別にして、ホテルとかのエントランスにはたどり着けますよね(屋根があるところには入れるという意味です)。

 

ところが、他人の家の屋根の下に「勝手に」入るとなると、それは不法侵入になります。

だからこそ、人に会って屋根の下に入れてもらわなければならない。

特に悪天候の時や日が落ちた後や早朝は尚更です。

今回、自分の場合は、好天に恵まれ、時間はこれから夕暮れに向おうとしている昼さがり。まだまだ時間的には余裕もありました。

それでも、外国の地で1人だけ。周りに知り合いは誰もいないし、メルボルンシティーを慣れているほどきているわけではないので、それなりにやっぱり不安です。

更に不安を煽ったのが「泊めてくれる人のオーナーに会えない」。

約束の時間は過ぎているのに。。。

 

メルボルンに出発する前日の日本での自宅。

Airbnbのサイトでは、宿泊先のオーナー(ホスト)と旅行者(ゲスト)がお互い連絡を取り、うまく落ち合うように義務付けられていました。

サイト経由で予約が決まった直後、オーナー(ホスト)からのメールのメッセージ。

「お待ちしております。メルボルンの空港に着いたら携帯に電話下さいね。住所はこちらです。お会いするのを楽しみにしています。」

というようなことが書かれていました。もちろんサイト経由でメール交換も済んでいるので、メールでのやり取りも可能。無理して会話しなくても大丈夫。

良くできた仕組みだ。安心した。

 

乗継便でメルボルンの空港に着いたのは予定より2時間オーバーの13時。

予定時間が遅れてしまったこと、それによりマラソン大会申込み会場に先に行かなければならないことを連絡しなくてはならない。

慣れてないけど、(初めてこれから会う人に)電話で一報することにした。

が、なぜか電話が通じない。先方の電源OFFか?それとも電話番号の間違いか?

メールで一報を入れておく。「2時間ほど遅れます」と。

 

そうしたら、なぜか速攻でメールの返信がきた。

「友達とランチがあるのでしばらく不在にします。でも15時には家に戻っているから大丈夫ですよ。途中まで迎えに行きますよ。連絡お待ちしております」

ああ、良かった。連絡がついた。

時間も調整できた。まずはマラソン大会の予約のために現地に急ぎ、そのあとにチェックイン、じゃなかった。オーナー(ホスト)に会わなければ。

 

ということで、約束の時間15時を、オーストラリアの生活習慣に合わせて、30分遅らせて、しかも地図を頼りにオーナーの家の前までやってきたのだ。

だから、あとはオーナーの家(集合住宅、後述)の呼び鈴、じゃなくてインターフォンを押して、出てくるまで待つことにしよう。

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30秒たって、なぜか応答無し。

3分経ってからもう一度インターフォンを押すが、応答無し。

あれ、約束の時間を間違えたかな?と思い、もう一度メールを読み返すが、間違っていない。確かに15時。時差も考慮に入れている。

携帯に電話してみる。空港で掛けたときとおなじく、やっぱりつながらない。

それでは。反応が遅いのは仕方ないが、メールしてみる。5分くらいは返事が返ってこない覚悟で。

5分経っても返事が返ってこない。

 

うーん、焦り出した。まさかこのまま出会えないとか。スルーされないかとか。

悪い方に頭が回り出した。

メルボルンは旅行者が多く訪れる街。国内旅行でも人が来る。そのわりにはホテルが少ないと言われている。

曜日は土曜なので、何かあったらかわりにホテル。はもしかしたら取れないかもしれない。

嫌な気分で20分が経過していた。

オーナー(ホスト)からの連絡がまだだ。

まるでデートの待ち合わせに相手が来ないので、イライラして待っている気分になってきた。(今時携帯やメールで連絡取れるようになっているので、落ち合えないシチュエーションは若い人には想像ができないですよね。あ、年代がばれる!)

 

家の入口は路地裏の中。

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場所がら、この治安はどうなっているんだろう(NYであれば一発で身ぐるみはがされそうな雰囲気のストリート。NYの裏路地に行ったことがあるので、怖さは理解している。でもここがアートな街、メルボルンで良かった。)

別のオーストラリアの顔を感じた20分間であった。

表通りはまだまだ明るいが、路地裏はなぜか日が陰り始めていた。

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