予約もして、部屋にも入れて、寝床も確認して、部屋のキーももらえた。
どうしてサバイバルなの?
今回のメルボルンへの旅行の目的は、マラソン大会出場、Airbnb経由で人の家に泊まること。それに加えて、「サバイバル英語」。
ホテルに泊まるときは、個人旅行の場合まず最初にフロントに行く。
予約に必要な書類やパスポートを出し、記入に必要な紙をもらって、書きこむ。
(ツアーの場合はツアーガイドがやってくれるので、必要無し)
フロントから部屋のキーをもらったら解放されるので、もうやることは他にはない。
部屋に行くだけだ。
だけど、人の家ではそうはいかない。
なんてったって、人の家だから人がいる。
となると、話をしなければならない。
サバイバル英会話。です。
元々英会話は苦手。旅行英語は必要最低限だけで済ましてきたが、それ以外の英会話はまったく使い物にならない。
使い物になってきたのは、知っている単語をつないでなんとか乗り切ろうという「マインド」だけ。度胸とはまた違うけど。
そのマインドは案外大事だったりする。なかなか出て来ない英単語を必至で思い出そうという表情、困惑している姿は相手にも十分に伝わるらしく、一緒になって考えてくれたり、会話の糸口を見つけてくれようとしたり。
そんなことが体験できるだけでも収穫だけど、もう少し突っ込んで、オーナーであるホストと会話をすることで、超短期でもサバイバル英会話をすることで会話力を少しでもアップさせたい。まさしく現地の環境に飛び込んでしまおう、という心意気だった。
結論からいうと、その思惑は半分的中、半分外れた。
オーナーが日本語がペラペラだった、わけではない。
私に関心がなく、会話する気もなかったから、でもない。
お互いすれ違いの生活だったからだ。
あ、中の悪い、1つ屋根の下に暮らす夫婦、ではないです。
とにかく時間が合わなかった。これにつきます。
彼女はとにかくアクティブ。
であった初日は、翌日のマラソン大会が控えていたので、夜9時前に早々に蒲団に入る。
2日目、翌朝5時半には大会参加のために外出。大会後一旦戻るも、休息も取らずにすぐに昼食をとりつつ夜まで観光に(夜はマラソン大会日本事務局主催の懇親会に出席)
日曜の夜だったので、月曜朝には仕事に行ってしまう彼女は早々に床についていた。
3日目。彼女が仕事に行ってしまっている間、前日のマラソンの疲れを取るべく、ゆっくりと起き出し、朝食。そのまま観光へ。
彼女は仕事が終わった後、どうも友人と合流して飲みにいってしまったようです。
帰りはそれほど遅くは無かったけど、前日は自分が19時間以上活動していたため、またもや早寝させてもらい、会話もそこそこに床についた。
4日目。またしても彼女は仕事で行ってしまい、夕方に「一旦帰宅」するまで会えず。
その後またお出かけされてしまいました(4日目は最終日なので、あとでもう少し詳しくお話します)。
つまり、お互いが部屋に閉じこもることが無かったために、じっくり会話する時間が無かった。これは誤算でした。というか、事前の見込みが甘すぎました。
それでも、述べ4日間合計すると結構な時間会話はしたので、充実していたことは間違いありません。
・オーストラリアの私立学校の一部が理解できた。
・シティーでの遊びについて、多少見えた。
・子育てに関して、オーストラリアの生活習慣のようなものも少しわかった。
・健康に対するこだわり。
これだけでも十分収穫ありでした。
これもサバイバルの結果、得たものとします!(^^)!
自由に使っていいといわれたキッチン、ダイニングコーナー。
きちんと収納され、ものがほとんどない。