美食という定義が正式にどこまでのことを指すのか、自分にはまだまだ理解し切れていません。
例えば、辞書を引くと、美食とは「おいしい物ばかりを食べること。また,贅沢(ぜいたく)な食べ物」とあり、いまどきの解釈だと、金持ちの道楽のように聞こえてしまいますね。
でも、オーストラリアでキャンペーンされている、「美食大陸 オーストラリア」は、単に美味しいものをお金を出して食べましょう、と表面だけ言っているのではなく、おいしさや安心を追求するだけではなく、生活全般に渡り、生活習慣させ見直すことも含んでいるようにも感じます。
美食のために、高いお金を出して、いいものを食べ続けること、だけではないと断言しちゃいます。
じゃあ、安いお金で美食を求めることなんてできるのか、というのが次の疑問として頭に浮かんできます。
安い=ファーストフード、なんとなく公式が成り立ってしまうのは単純すぎますが、ではちゃんとしたものって食べられるの?
あまりに長い時間、マーケットをうろうろとしていたため、お昼の時間まで過ごすことになったので、必然的にその中で済ますことにしました。
(というより、やっぱり他に行く時間を短縮するためかな!)
そこで、お昼ご飯です。
ブランチがシーフードでしたので、やっぱり肉を食いたい!
時間が無いときの、救いのたべもの「ソーセージサンドイッチ」。
値段が6.5ドル、約650円なので、決して安くはないですが、この巨大さなら納得。
なぜなら、ナチュラルフードであるうえに、「サブウェイのソーセージよりも一回り大きくて、長い」(サブウェイのソーセージの長さは12センチのようです)。
客待ちの列もなく、30秒ほどでさっそく食べることが出来ました。
見てください、この大きさ。
スパイシーなソーセージに、じっくり煮込まれた刻み玉ねぎの量。パンはシンプル。
こういったB級であっても、多くのオーストラリアの方々が普通に食べているもので、それも安全でおいしいなら、日本人の自分にとってはとても羨ましいなあ。
食後はこれまた贅沢に新鮮なリンゴをまるごと1つ。
1キロ当たり3.99ドルだけど、1個当たりにしたら、20セント(20円)ほど。
これまた、安くて、美食が味わえる。
いいものを求めるあまり、無理してお金を出すこともなく、手近なところでも十分「美食」が手に入る。これもオーストラリアの醍醐味です。
「美食大陸 オーストラリア」 なんてったって自然のものが一番! - ホントに楽しい!オーストラリア
取材時期 2014年10月14日