ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

カフェ文化 個人店の底力 

メルボルンに僅か3日間の滞在期間のうち、尋ねたカフェはなんと7軒。

それも全て個人経営店です(たぶん)。 

 

しかも数が数えきれないほどたくさんのカフェがありますが、数を数えている余裕も、どんなところにお店があるのか、土地勘もないことから、わずか3日間で口コミ、ガイドブックに掲載されていたお店、web上の情報、オーストラリアの観光局から出ているお奨めのカフェをチェックするしか手段はありませんでしたが、それでも十分でした。

だって、そもそも有り過ぎですし!(^^)!

 

「美食大陸 オーストラリア」 メルボルンに名バリスタ在り - ホントに楽しい!オーストラリア

 

そこで、一度は確実に行ってみたかった、ST ALIに続き、2軒目続けて味わってみたくなりました。

 

1軒目のST ALIから歩くこと3分。

 DEAD MAN  ESSPRESSO

なんでこんな名前なのか、

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 入り口がとってもモダンでおしゃれ。

ここが古びた倉庫や住宅街が裏手にあったり、飲食店が儲かりそうな場所とは思えません(日本だと住宅街の中にある居酒屋や地元のお客しか来ないスナックのような位置づけかも!)。

 

行った時間帯は昼。11時半を回ったところ。

外から見た感じでは、食事もとれるらしい。

来ている人もビジネスマンが多い。主婦やアーティストの風貌をした人は見つかりません。どちらかというとビジネスウーマン。

ここはライトミール(軽食か)も多く、ビジネスランチをするのに、うってつけなのかもしれません。

へえ、だからこんなにもカフェによって来る客層が違うんだ

以前紹介したST ALIでは、アーティストや近所に住んでそうな主婦、なんかわかりませんが独立して何をやってそうな経営者が目に付きましたが、DEAD MAN ESPRESSでは見かけませんでした。

 

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昼時ですね。いよいよ混んできました。

その前に、自分がオーダーしたカフェがまだ来てないんですけど。

ここではじっくり入れているのが座っているテーブルからよく見えますが、手間がかかっているのが良くわかる。

待つことざっと15分。

他のお客さんも多分常連ですね。店員と談笑しているし、

そもそも待たないとオーダーされたものが出て来ない(常連なら当然知っている)

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今回はブラックを注文しました。4ドル(約400円)。シンプルながらとても奥深い苦みを感じました。

グラスの水は、左後ろのピッチャーから自分でお代わりします。

 

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3つのコーヒーメーカーが同時並行で稼働してます。

 

手際の良さも感動してしまいました。無駄がない。そしてコーヒーの軽量やレバーの操作に細心の注意を払っている。美味しいコーヒー抽出の肝ですからね。

 店内に充満するコーヒーの香りと、ビジネスマンの会話。そしてお店の雰囲気と店の外の風景とのギャップ(それもあり過ぎ)に、自分はすっかりやられてしまいました。

 

記事:2014年10月13日