帰国日当日の夕方、17時まであと30分で閉店。
もう少し居たいなあ。
お店は The Leauge of Honest
そういえば、店員さんも全員若いと気が付きました。
オーストラリアでの最後のカフェは、やっぱりカフェラテですね。
日中でも軽めのダウンジャケットを着るほど、外は肌寒く、ホットが恋しくなります。
ちょっとラテアートが崩れてますがご愛嬌!(^^)!
とってもまろやかで美味しい。
写真に写っている瓶は、水が入っています。
それにパンも売っているみたいだし、美味しそうだなあ。
と席で物思いに耽っていたら、店員さんと目があってしまった!
ん?なぜかこっちに向かってやってくる。パンを入れたお皿を持って来たなあ。
「パンいりませんか?」
と聞かれた気がする。
動転していたわけではなく、単に英会話能力が足りないだけです。
早口なことと、聞き慣れない構文だったので、言っていることが理解できなかった。
思わず、(恥ずかしいことに)口を突いて出たことばがこれ。
「パン、オーダーしてませんけど」
店員さんは構わず続けた。
「パンのサービスですが、いりますか?」
言っていることが日本語であってもよくわからない。
そこでまたとっさに出たことばがこれ。
「yes!」
くれるものをNoとは言えないでしょ!
しかも、待望のパンです。
それも、もう10分ほどで帰ろうと思っていたところでしたし。
ホントに会計しなくてもいいの?とは聞けませんでした。
食べてみたかった、カフェのパン。
しかも、まるで焼きたてのような、柔らかいパン生地。
日本で食べる、有名チェーンにあるパンとほとんど変わらない。
もっとおおざっぱな味を想像してましたが、全く逆で、とっても繊細。
ああ、美食大陸オーストラリアは、こんなところでもしっかりと進化していたんだなあ、と帰国前に感じることができ、心地よい余韻に浸れました。
もう最高!
コーヒー豆も買って帰りたい気もするんだけど。
ああ、また来よう。それまで、この店、ずっと変わらないでね。
閉店間際に撤退。
夕暮れには程遠いが、とおりには人がほとんど歩いていない。
既に家路についているのでしょうか?
ひっそりとした場所にたたずむ、シティのカフェ。
この文化はオーストラリアと一体となり、決して崩れることがないことを確信したカフェめぐりでした。
記事:2014年10月14日