若いうち、と言っても学生くらいなので、二十歳前後。
それも世界中の最先端のモダンな料理が手軽に食べられるとしたら、しかも安く食べられるとしたら、どんなに羨ましいことでしょう。
メルボルンに宿泊している場所にほど近くに、2011年からモダンな東南アジア料理を出す、評判の店があると事前に聞いていたので、ちょっと外から覗いてみることにしました。
それがこの写真。その店の名前は、
チンチン(chin chin restaurant) と言います。
時間にしてまだ夕方の5時だというのに。
既に店内は混雑していて、諦めて出てくる人、入れ違いに入ろうとしている人。
人の出入りがひっきりなしでした。
もちろん、自分は一人で、そんなに若くはないし(笑)。
他に食べたいものが山ほどありましたので、あくまでも冷やかしです。
さすがに若者向けなんでしょうか。
オーストラリアのファミリーにやさしい、つまり入りやすい店が多いとはいえ、こういった、立食か、パーティーに向いたところは、子供たちはつれて行くのは難しいですよね。
でも、そんな店はあってもいいと思います。
どの世代も満足させるようなお店になってしまったら、お店はもちろん料理も競い和えわなくなってしまうため、みな同じような料理に落ち着いてしまいますしね。
このような、ガイドブックに書いているような、有名なお店で実力もあるお店も多いですが、隠れた名店もたくさんあるところが美食の底を支えていると思います。
なんと、止まっていたマンションの、隣のマンションの半地下に、知る人ぞ知る名店がありました。
その名も、PASUTUSO(読み方が良くわかりません、許して)。
フリンダースレーンにあるグランドハイアットホテルの近くですが、路地裏の奥まったところにあるため、スマートフォンが無い人は多分たどり着けないでしょう。
こんなレーン(裏道、裏通り)の奥によくぞ構えました!
ワインがたくさん飾ってあり、もうとっても興味がありましたが、時間がないので、ここもパス。
こちらは少し落ち着いた感じの雰囲気で、混雑度合もそれほどなかったです(勿論夜7時や8時の時間帯ですよ)。
こういうお店って、有名になって、混雑してほしくないなあ、なんて勝手に想像してますが、自分が発見した(偶然止まった宿の隣であっただけですが)店なだけに、いつか訪れたい候補の1つになりました。
こんなことも旅の1つの楽しさです。
オーストラリアだと、なぜかこんな楽しさが他の国よりも多いような気がします。