古くからヨーロッパの移民によって建てられた建物がこれほど現在までマッチした街は、
本家ヨーロッパを除き、他の国には早々ありません。
でも、オーストラリアにはあります。
建物だけ残っていても、なんかそこだけ浮いてしまいますよね。
そんな建物だったら日本HPだってあります。
しかし、建物を地図上の「点」としたら、同線である「線」をつなぐことで、なんとなく昔の時代の名残を感じることができるような。。。
その線に相当するのが、メルボルンシティーの場合、トラムだと思います。
それも、最新式ではなく、レトロなトラム。
それも、数台のトラムが行き交うだけなら、「たまたま古いタイプが来たぞ~!」
で終わってしまいますが、メルボルンシティーの場合、「ひっきりなし」に来ます。
これが「途切れることのない線」となって、古き良き時代の雰囲気を出しているんだと思います。
Collins ST(コリンズストリート)に向うトラム。
電光掲示板に置き換わっているので、本当のレトロ、古さを感じることはあまりないかもしれませんが、それでも十分かもしれませんね。
こんな形の電車が路面でまじかに見れるのなら、電車好きな子供はもちろん、日本ではお目に罹れない、かくかく・ことことな電車に、一瞬で目が釘付けになるんだろうと想像すると、
「子どもにも乗せてあげたいなあ」
子連れでゆっくりトラム旅。
いいと思いませんか?
ゆっくり過ごすには、ゆっくり走る乗り物。
これに限ると思う、日本の冬の夜でした。