最近では、日本の都市でもアートというか、オブジェが置かれるようになりました。
古くは、オブジェといえば、渋谷ハチ公口にある、ハチ公像かモヤイ像。
または新宿伊勢丹か三越デパート入口の獅子か狛犬像が記憶として残っていますが、どこか悲しげですよね。可哀そうなハチ公物語を知ってしまうと、尚更です。
同じように、オーストラリアには置物がありますが、青い空の下、とてもさわやか、または遊び心満載で、親しみが持てるものがたくさんあります。
まずは、一見バカにされたような気になりますが、見事な表情で迎えてくれる、サラリーマン(オーストラリアではビジネスマンか)の像。
最初、交差点で待っている時に見つけましたが、夕方のかなり暗い時間帯だったので、気が付きませんでした(汗)。
信号が青に変わっても身じろぎもしないので、おかしいなあ、と思ってまじまじとみたら銅像だった。
ひょうきんな恰好で、すらりとしているから、本物かも思ってしまいました。
もちろん、昼間には人間とは全く似つかわしくない表情がわかりますので、間違うはずはありませんが。
我が家の子供たちは、一度この場面に遭遇し、同じ格好をしたり、きゃっきゃと触ったり、顔真似したりと、十分楽しんだようです。
一方で、笑ってはいけない、やはり芸術のことはきちんと考えないといけない(のかな?)というのが、こちら。
楽器にも見えたし、船の碇にも見えたし、何だろうか、とまじめに考えてしまいます。何なのか、どこにも説明書きもないし(あっても芸術用語だったら英語じゃ難しいかも)未だになんだかわかりません。
だからこそ、自分で考えなければいけないんですね。
取材:2014年10月13日