子連れ旅行で大変なのは、あとでいい思い出ができるから、いいことである。
と思うようにしているが、助けられたことがあります。(本人は赤ちゃんの時なので、覚えているはずはありませんが、一応感謝です('_'))
では、いったい、何を助けられたかというと・・・
フリーマントル駅は終着駅。
建物の解説についてはかこちら。
駅から段差もなく駅からバスロータリーや通りに出れるため、ベビーカーを押す身となるととても助かります。
もちろん、電車の中から既に段差もないし、階段もないって本当に便利です。
終着駅ならではですが、最近の日本の駅は都市化の波に押されて、高架になるか、地下に潜るかのどちらかなので、エレベーターかエスカレーター、はたまた階段でベビーカーを移動させるのは大変なんですよね。
ただ、フリーマントル駅の自動改札はちょっと狭いんですよね。
だから、どれだけ狭いかを写真に撮っておこう、というのが始まりました。
ただ、これだけであればどうってことないですが、子供と駅の組み合わせを記念に残そうとしていたところ、真後ろから(全く気が付かなかった)背の高いオーストラリア人の二人組にいきなり話しかけられました。
「何をしてましたか?」
何って、見ればわかるはずですけど。何か。
「写真を撮ってました」
「ここは撮影禁止です」
「駅が撮影禁止ですか?撮ったのは子供とここだけ(改札)ですが」
「だめです。今の写真は消してください」
「そうですか、わかりました。ただの旅行の写真なんですけど」
「それでもダメです」
ということで「1枚」写真を消去しているところを見せて、オーストラリア人は去って行きました。
見ため、普通のオーストラリア人で、地味目な服装だった(はず、記憶が薄れてますが)ので、警察官だったのか、私立探偵のような種類の人だったのか、それとも交通警察のメンバーだったのか、いまだに思い出せません。
奇跡的に写真が残っていたのは、連続して写真を撮っていたから。
ベストだった写真の方は削除されてしまいましたが、辛うじて1枚だけでも残ったことに感謝しています。
写真を撮っている間にお手洗いに行ってしまったママは、いったい何が起きていたのか、全く知る由もありませんでした。
実は、1998年にパースを2回目に訪れた時にもフリーマントル駅に行き、写真を撮りましたが、この時も警察らしき人がやってきて、「写真はだめだ」と怒られました。
この時はまだデジカメが世の中に出始めで、まだ持ってなかったためカメラはフィルムでした。この時はフィルムを守るため、
「まだ撮ってません。撮るのはやめます」
と言ったような。
つまり、2007年で写真を撮るのは、いわば確信犯的でした。
しかし、いまだになぞですが、他の駅では何も言わなかった写真撮影ですが、どうしてフリーマントル駅はNGなの?
誰か教えて!
そして、スマートフォンや、SNSで撮影が当たり前な全盛時代。
さて、多くのパースへの旅行者は、駅を撮影しているんでしょうか?
そのなぞを解きに、フリーマントル駅は再び訪ねたい候補の上位にあります。
(確信犯的な行動を取ると捕まってしまうので、無理なことはしません!(^^)!)