パースの交通(公共系)はとても使い易いことをお伝えしてきましたが、理由の1つが、無料で使えることでしょうか。
シティ内には3路線でキャットと呼ばれるバスが無料で巡回していることは既にお伝えしましたが、それだけではありません。
パースに限らず、その他の州都にもある話ですが、ゾーンと呼ばれる一定の範囲内であれば、無料区間を設けられています。
パースの場合は、トランスパースの近郊列車と、路線バスの一部にもあるんです!
公共交通機関トランスパースの料金変更になりました | オーストラリア パース留学 maCslink
で、フリーゾーンという無料区間FTZ(Free Transit Zone)が電車の場合はパース駅からイーストパース駅の間で設定されていますが、何が便利なの?
1区間だけなら別になくてもいいんじゃないの?
と思ったこともありましたが、まあないよりはいいじゃないですか。
以前、この無料区間を利用したことがあります。
わざわざイーストパースに出かけたのは、南半球最大のカジノ(と呼ばれている)バーズウッドカジノを利用するためです。
カジノだけではなく、バーズウッドは巨大なホテルでもあるので、軽い食事もできます。私たちが行ったときはまだ子供もいなかったので、おとなだけで行くには問題ありませんが、子供連れで行くのは教育上、風紀上お勧めいたしません。
他に行くところがいくらでもありますので、そちらをお奨めします。
また、バスも同様です。フリーゾーン内は無料区間です。
でも、バスも電車もそうですが、先に紹介してきたメルボルンシティと違い、パースシティは何倍も小さく、そしてシティ内の見どころ(ショップやレストラン)の数は圧倒的に少ないため、無料でなんでも利用できることはあまりありません。
パースそして西オーストラリアの魅力はなんといっても郊外に広がる大自然!
ファミリーでの移動はお金が掛かるし、時間もかかるから、便利な無料の公共交通に頼りたい気持ちは充分にわかりますが、パースに限っては是非レンタカー(できれば自分で運転して)か、ツアーで遠くまで出かけましょう。
オーストラリアの本当の大きさは、西オーストラリアであれば、十分に感じることができるからです。
待っててね。西オーストラリア。
その前にまだまだ他の都市も魅力が盛りだくさんです。