オーストラリアでは国が巨大なだけに、他のモノも巨大です(やることなすこと・・・)
トラックも巨大であることもお伝えしてきましたが、本当に大きいです。
それを何度か間近に見ましたが、これは経験しないとそのサイズ感はわかりません。
とにかく圧倒されるでしょ!
こちらはケアンズシティの中。
巨大スーパーマーケットのウールワースに向けた資材運搬専用トラックのようです。
コンテナをまるごと運んでますね。
なんと、ドライバーは女性です!
しかも中年の、恐らく子育てが終了して、仕事に復帰したような(想像ですが!(^^)!)。
シティは人も多いし、交差点も多いし、右左折も多いし、運転するのは大変だなあ。
しかし。
この大きさでビックリしてはまだまだ序の口。
州と州の間を走る幹線道路(ぐるっと一周する1号線が有名)にはもっと大きなトラックが走っています。
以前紹介した、連結トラックをはじめとする、オーバーサイズなトラックです。
何がオーバーサイズかというと、「横幅」です。
ご覧のとおり、道路の幅が反対車線にはみ出していますね。
もっとはみ出したトラックもあります。
そんなときは交通整理が必要になりますが、そんなことをしたら、何キロ、数10キロ、いや数100キロにわたって交通整理をすることになります。
だから、そんなことしません。
じゃあ、何もしないかというとそんなこともなく、オーバーサイズのトラックの先頭に1台か2台のパトカーが100メートルくらい先を走り、反対車線のクルマに向って
「この後オーバーサイズのトラックがやってきます」
と知らせてくれるんです。
音声ではなく、ハザードランプ点灯させながら走っているだけですが。
これなら簡単な交通整理で済みますよね。
(自分が運転しながらシャッターを切ると、うまく撮れない。運転しながらは危険ですので、やめましょう)
このような長い直線距離で、天気もよく、前後にクルマが全く来ないと分かっている場合、追い越しもできます。
ちょっとした坂道、追い越し車線(遅い車用に、追い抜いてもらうための車線ともいう)があるところであれば簡単に追い抜きできますが、この写真のように一直線だと、初心者はドキドキです。
いつ、追い越しのために反対車線に行ってよいか、わからないですかね。
もし反対側からクルマがやってきたら、正面衝突!
想像しただけでも恐ろしいですが、考えるほどクルマはやってきません。
10分も30分も反対車線、後続車両がこないことなんて、郊外のアウトバックを走っていると当たり前ですから。
じゃあ、早速追い越し車線に行って、オーバーサイズのトラックを抜きますか!
「良く見ててね。あのながーいトラックをこれから抜くからね」
親としてはドキドキタイムです。
後部座席をふと振り向くと・・・子供たちは夢の中。
おとなと違い、子供には別に興味のないことだったようです!(^^)!。