ケアンズ近郊で見れる、ジブリ映画のモデル 「天空の城ラピュタ」になったのではないかと噂されたパロネラパークを見てきました
1940年代に一度完成され、その後洪水などの被害にも遭いながら復興したので、現代まで途切れることなく我々観光客にその姿を伝え続けたのでしょうか?
ほんのちょっとだけ過去を振り返ると・・・
庭園パロネラパークを設計して、みずから作り上げたホセ・パロネラが1948年に病気のため60才で亡くなり、その後家族により運営するも、自然災害などにより客足が遠のき、第三者に売却することに。
新しいオーナーになっても、1979年に大火災により建物がほとんど全焼し、パークは廃墟に。
その後、1993年。キャンピングカーで旅行をしていた夫婦がパロネラパークを見つけ、心を奪われ、調査していくうちに1人のスペイン人に辿り着く。そして、このパロネラパークがどんな思いで作られたのか、ホセ・パロネラの娘、テレサから聞くことにより、この庭園が復活した。
熱い心を持った人により、再び庭園に火が灯ったんですね!
庭園の中央に位置する建物。軽食堂跡。
その隣にある建物に登る子供たち。
下の階には白いクロスがテーブルの上に敷かれていますが、これは夜(夕方かな?)に催される結婚披露宴の受付でしょうか?
駐車場にはリムジンらしい!大きなクルマの姿を確認しました。
日が灯ったパロネラパークは、前にも紹介した、クイーンズランド初の水力発電により、文字通り火が灯り、ライトアップの中でパーティーが開かれるようになったそうです。
もう一度、最初に見せた写真を掲載。
ここには何と書かれているでしょうか?
パークはその後、クイーンズランド観光賞、需要文化財も受賞、クイーンズランド州全土の観光地の中で、絶対に行くべき場所「MUST DO' S」
に輝き、その文字が書かれています。
つまり、観光客として我々が行くだけでなく、オーストラリア人でも是非行って欲しい場所でもあるんです。
一押しオーストラリアの観光地は、国(州)もあげての一押しだったのでした。
もちろん、観光客でもある我々日本人にとっても一押しです。
園内で子供たちが走り回っても、誰も怒られない。本当の庭園。
おとなも子供たちも楽しめる場所。
写真:2013年7月