ワインと言えば、アルコール。
アルコールと言えば、おとなの世界。
まさかアルコールを幼児から飲ませる親はいないでしょう。
では、ワイナリー巡りはファミリーにとってNGなんでしょうか?
答えは??
当然ダメなもんだろう。なんて自分たちファミリーは親としてダメなことを
しているんだろうか?子どものことも考えずに・・・
とあまり思ってもませんでしたが、あながちウソでもなく、悶々とワイナリーに向ったのも事実です。
ところが、です。
ワイナリーの門(単なる扉ですが)をくぐったら、そんな悶々な気分は一気に吹っ飛んでしました。
先に欧米のどこかのファミリーが子連れでやってきていました。
思ってもいない展開を目の当たりにしたのです。
とその前に。マクラーレンベイルの中では有名と言われている、ダーレンバーグというワイナリー。
カウンターをはじめ、つくりがとってもシック。
それでいて無駄なものが無い代わりに落ち着ける。不思議なことに、外(駐車場)で走り回っていた子供たちは中に入るなり随分とおとなしくなりました!(^^)!
火はくべてなかったですが、多分子供たちにとっては本物の暖炉をみたのでしょうか。なんだかわからなかったようで、じっと暖炉を見つけていて、物思いにふけっている様子でした。
さて、2軒めです。
よく考えずに、ダーレンバーグのワイナリーから近い(隣り)というだけで立ち寄った、CORIOLEというワイナリー。
ここにきて衝撃の事実が発覚しました!
先にも書きましたが、欧米のファミリー(地元オーストラリアの旅行者かもしれません)のパパが、カウンターにところ狭しと試飲し終わったワイングラスがたくさん並んでいたのでした。しかもまだまだ試飲中。
一体何種類試飲しているんだろうか。確かに試飲はタダだし(別に有料として徴収するワイナリーもあります)。
その近くには娘でしょうか。
おとな用よりも一回り小さいワイングラスが目の前に。
あれ、ぐびっとワイングラスを空けてます。
なに?欧米人はこんな6歳くらいからワインを飲ますの?
えー、考えられない!
といっているうちに、カウンター越しからはわが子たちにワイングラスが差し出され。
ちょっと待った。
日本では未成年はアルコール禁止なんですから。
と止める間もなく、子供たちはワイングラスを手に、目の前の飲料をぐびっと・・・
というのは冗談です!(^^)!
ワインにそっくりの、ブドウジュースでした。
実はワインに夢中になっていて、すっかり飲み損なってしまいましたが、子供たち曰く、とってもおいしゅうございました、と言ってました。
このように、ファミリーで訪れても、子供も退屈しなかったり、楽しんだりする工夫があったりと、「オーストラリアのワイナリー、なかなかやるじゃない!」
と仕切りに感嘆したのでした。
というわけで、ワイナリー巡りはファミリーにとっても、全くOKです。
まだまだ続く。
写真:2011年7月