オーストラリアって楽しい!
て思えるのは旅行中はもちろんのこと、帰ってきてからも「ああ楽しかった。また行きたいなあ」と思えることが本当に多いです。
それについては、成長著しい子供たちにとってどう思っているのかな?
例えば、おとなでもそうです。
風光明媚な景色を見たり、その街の一流レストランに行って、最高の料理を食べたりすることが一番の思い出に見えますが、実は案外そんな思い出は残っていないものです。
それよりは、ホテルのベッドで飛び跳ねたり、道に迷って、現地の人に助けてもらったり、電車で席を譲ってもらったり。
はたまた、その反対に、お金を落としたり、だまされたり、いやな思い出でも、無事に帰って来れただけでも、「ああ、取り合えずは日本に帰れた」というだけでも大事な思い出に変わったりするものです。
そんな私たち一家のオーストラリアの旅の思い出。
面白いもので、同じ体験をしているのに、全く思い出の残り方が違うんですね。
小学4年生の次男に聞いてみました。
私「これまでオーストラリアに行ったこと憶えている?」
次男「うん。色々行ったよね」(本当に覚えているのか、不安)
私「じゃあ、何が楽しかったの?ビーチで砂遊び?アイスクリーム?」
次男「動物。餌やり」
私「やっぱ、カンガルーかな?」
次男「ううん。岩にいた小さいやつ」
名前がでてこないと、なんでも「やつ」となってしまいますが。
岩で動物そして、子どもに関係しそうなことと言えば、
「ロックワラビー」。
ケアンズ近郊約2時間。ドライブしやすいコースの1つ。
ここに岩の中にたくさん隠れていて、餌を出すと軒並み現れる「やつ」ロックワラビー。子どもの手のひらの上に乗せた餌を延々と食べ続けるワラビーが相当かわいくて、いまだに覚えているそうです。
一方、もう少しおとなになった、中学生の長男。
やはり体験として記憶に残っていることは「星」。
それも、満点の星。
日本で、しかも首都圏では絶対に見れない星の数明るさ。
それが、「天の川」(オーストラリアではミルキーウエイ)。
明るい星たちの間を流れ星が縫うように流れていくさまは、感動の連続だったようです。
こんなとき、年齢の行った(我々のような)親は、流れ星にはついていけず。
星のきらめきもぼんやり。
ああ、レーシックの手術でもして、肉眼で見たかったなあ。といっても後の祭りです。
じゃあ、おとなになったら、楽しい思い出が出来ないかと言うとそんなことありません。
とてもベスト1なんて決められませんが、敢えて写真に残したものの中で1枚選ぶとすると。
なぜかスーパーマーケットを思い出すんですよね。
それも、店内の人の数に比べて圧倒的な品ぞろえ。
これで店は売れているんだろうか?
食料品は新鮮さを保っているんだろうか?
とどうでもいい心配をしながら、大小多くの街のスーパーマーケットに行きました。
日本にはないもの、日本にもあるもの。とてつもなくでかいもの。
それらを物色するだけでも本当に楽しかった!
後日、スーパーの解説をしたいと思います。
お楽しみに~!
写真:2011年8月