ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

カンガルー島はいまだに秘境

カンガルー島の話題を今一度、もう一つ。

カンガルー島は大自然の宝庫で、行く手段が限られていてなかなか行けないことは前回紹介しました。

悪天候で行けない日もありますが、それはどこの国でも同じかもしれません。

ただ、以前(2011年)ですが、こんなことがあったそうです。

 

以前私たち家族が乗った、フェリー。

SEA LINKという会社がフェリーを運航しています。

フェリーが2隻で1日3往復、週末やそれ以外のイベントには数往復増便で回している

そうです。

以前乗った2011年7月以降に、2隻が同時に故障し、1日運航が停止したことがあります。

予備のフェリーは無いの?

公共機関の部類に入るんでしょうから、日本的な感覚で言うと普通そう思うんでしょうが、オーストラリアの民間会社なので、もしかしたら

「お金の掛かるようなことはしない。故障したら動かない」

位に思っているんでしょうか?

飛行機も便数も席数も少ないし、クルマを飛行機に乗せることもできないため、その日カンガルー島に足止めを食った人が大勢いたそうです。

私たちも、その場面にぶち当たったらどうしようか!

と身を案じました。

しかし、「なるようにしかならない」状況に陥ったら、早々と諦めていたでしょう。

だって、本当になるようにしかならないんですから。

どんな公共手段を使って、なんとかなる州都、シティと、大自然広がる秘境とはこうも違うんだ、と改めて認識しました。

 

今回、カンガルー島に渡るのに、フェリーのチケットを事前予約していなかったばっかりに、最終臨時便にぎりぎり乗ることになりましたが、この「どうにもならない、なるようにしかならない」自然の摂理に従って(身を任せて)暮らすスタイルに沿って生きたほうが、とっても自然なことなのかもしれないと、改めて思い直した次第です。

 

感想:2015年6月13日