カンガルー島の街に行ったり、宿泊するとしたら、フェリー乗り場でもある、ペネショー、アメリカンリバー(なんでこんな名前になるのか、不思議でならない)、そして3000人の人口のうち、約半数が住むと言われている、キングスコートになります。東京都の倍の広さに3000人。東京都と比べるとものすごい人口密度!
私たちも、とにかく安く、家族4人が1部屋で泊まれるホテルをさがいていたら、キングクコートになりました。
多分、いろんなランクのホテルを探すとしたら、自然と人口の多いキングスコートに行きついたんだろうと思います。
もちろん、ホテルも大事ですが、それ以外にもいくつかキングスコートのホテルにした理由があります。
まず第一に、観光ポイントへの一番近くの街だから。
フェリー乗り場でもあるペネショーからキングクコートまで約50分(しかも相当飛ばして)、アメリカンリバーは、その中間にあるので、それでも約25分掛かってペネショーを経由して、カンガルー島の各観光ポイントに向かうことになります。
5分、10分も貴重な時間。無駄にはできません。
写真は、ホテルの部屋の隣においた、我々のレンタカーです。
ちなみに、このホテルは、SEAVIEW HOTEL。
名前のとおり、海が見えるそうですが、私たちが泊まったのは道路側。
もっとも深夜について、午前早くに出発でしたので、海が見えなくも全然問題無し。どうしても海が見たい方、宿泊時には注意してくださいね。
第二に、キングスコートのいいところは、夜、「ペンギンパレ―ド」がみれることでも有名な場所。
といっても、群れをなしてぞろぞろ歩くのはないそうですが。
私たちも、このペンギンパレードが見たくて、海の近いホテルを選びました。
しかし、ホテルに着いた時は、豪雨の後、しかも深夜。
ぐったりしていて、海なんかに行く気力もありませんでしたが、なんとか気力を振り絞りました。
懐中電灯を手に海岸に行きましたが、曇り空から星もあまり見えず、外套もほとんどなく、海岸の茂みからギャーギャー鳴き声が聞こえてくるのはペンギンなのか、海鳥なのか。
懐中電灯を照らしても藪は深くて全く何見えません。
このあたりはツアーに参加して、確実に場所と時間を押さえたほうが良いかもしれません。
なお、2泊していれば宿の人に場所を確実に聞き出して、明るいうちから観察することもできたかもしれません。この時ばかりは1泊の限界を感じました。
第三は、やはり観光の拠点であること。
ツーリストインフォーメーション、銀行、スーパーが揃っていることも地方に行けばいくほど大事になってきます。
といっても、朝早いと空いてないんだよね。
キングスコートのメインストリート の端っこ。
これだけクルマもひともいないと、ゴーストタウンと呼びたくなります。
しかーし、これは私の完全な勘違い。
朝といっても、早朝5時台には観光に関係した仕事をしている人達は、とっくにそれぞれのポイントに出かけてしまっていたのです。
ツアー客も既に観光ポイントにむかっています。
朝9時台は既に出遅れ組か、ホテルで長期滞在型の、時間のある人だけでした。
またしても、オーストラリア時間にやられてしまいました!
写真:2011年7月