カンガルー島の動物の王者、それはカンガルーでもなければコアラでもない。
もしかしたらアシカではないのでは?
と思えるほど勢力を感じました。
そう、アシカ。
アシカだけではあく、アザラシなどこの手の動物たちは身体が巨大ですので、普通はあまり近づけることはありません。
間近で見れるのは動物園や水族館くらいでしょうか。
もちろん、野生の動物を見れることろは他にもあるでしょう。
でもたいていは遠いところからですよね。
こんな感じで。最近はカメラの望遠機能も十分だから、写真に収めることはできるでしょうが、でも、生きた動物だったらやっぱり肉眼に収めておきたいです。
そこで、カンガルー島のアシカ。
カンガルー島の中南部、一番大きな街キングスコートからクルマで約30分。
シールベイ(アシカの浜とでも訳すんでしょうか)に一大生息地があります。
オーストラリアンシ―ライオン(オーストラリアアシカ)がいっぱい見ることが出来ます。
統計では世界の5%が集まっているとか(どうやって測ったんだろう??)
これだけ入ればアシカを見損なうことは絶対にありません。
だって、そもそも動いているんじゃなく、寝そべっているから。
とはいえ、相手は自然の動物。勝手に触ってはいけないため、レンジャー(自然保護のトレーニングを受けた現地ガイド)の指示に従わないといけません。
当然ツアーになりますから、現地で申込みが必要です。
この時既に前のツアーが出て行ったあとで、約40分ほど待たなければなりません。
朝早くホテルを出たはずなんですが。結局私たちのツアー参加は10:30になってしまいました。トホホ。だからみんなものすごく早起きして、観光各地に出かけて行くんだ。
皆さんも、カンガルー島で個人で観光するときはなるべく早め早めに行動しましょう。(といっても小さい子がいると、思うように行動できないんですよね)
写真はレンジャーの指示を聞く同じツアー参加者。確かイタリアから来ていた。
アシカが楽しみにしていた様子。
アシカのいる海岸までは、高台のツアー申込の事務所から緩やかな歩道と砂利道を下って行きますが、写真の通りかなりの距離があるのがわかりますか?約500メートルはあったでしょうか?
遊歩道は地面から高めに作られているので、アシカと人間が接触しないように計らっているようです。
実際、遊歩道の真下で昼寝しているアシカも発見しました。
めの前にアシカが現れる海岸まで、あともう少し。
あ、子供たちはアシカではなく、ビーチの風景に気を取られて走り始めました。
レンジャーのいうことは当然耳に入ってません。
子どもを追いかける日本人ファミリーの姿がそこにありました。
続く。
写真:2011年7月