カンガルー島で動物を見たら、次は大自然の景観でしょう!
アデレードの南東、約2時間+フェリーで1時間。飛行機ならシティーから1時間。
フェリー乗り場である小さな小さな街、ペネショーから東京都の2倍の広さが東西に広がっている。
ペネショーは島の東端。
そして、目指すリマーカブルロックは、島の西端。
フリンダース国立公園の中に入り、更に奥まったところまで先をゆく。
距離もそうだが、アウトバックと細い、連続した曲がりくねった道。
海岸線に沿った道を行けども行けども辿りつかない、何度も超えるアップダウン。
それを1時間半以上(自分たちは途中下車4回しているので、直通では果たして何分短縮できるのか??)。
遠くからまるでオブジェが遠くに飾っているように視界に見えてくるのが、奇岩中の奇岩、リマーカブルロックなのです。
まるでリマーカブルロックのために半島があるように見えますね。
ここからとっても近く見えますが、まだまだアップダウンがたくさん。
自分はクルマ大好きなので、こんな道があるとうひゃうひゃしながら運転してしまいますが、同乗者はたまったもんじゃないかもしれません。
しかも、景色はほとんど同じ。これも視界が広い故。
視界が広いと遠くも良く見える!
遠くから富士山や東京スカイツリーが見えるのと全く同じですね!(^^)!
ここで、題名にも書いた、カンガルー島に来た目的が、まるで「リマーカブルロックをみるため」のように書いてますね。これ、本当です。
オーストラリアは大自然の国。見るべき大自然は発見されていないものもまだまだたくさんあると言われていて、どれが一番と順序を付けることは誰もできないでしょう。
それでも、どれかを選ぶとしたら??
誰もが知っている、ウルル(エアーズロック)。
大海原に姿を現す、グレート・オーシャン・ロードに建つ12の使徒。
などなど、岩だけでもたくさんの見どころがありますが、その中でも「これは一番だな」と直感したのが、リマーカブルロックでした。
全体が既に奇異な風景ですが、その中に、1つだけぽつんと奇岩が佇む風景。
どう考えてもここにあったらおかしいでしょ!
と言う場所に、まるで誰かが置いたように。
オーストラリア内陸部にはこのような奇岩がいくつかありますが、海沿いにる奇岩は唯一ここだけかもしれません。
「なぜここに!」
その一方で。
子どもたちは早くクルマの外に出て、奇岩でお遊びしたいみたいです。
おいおい、ここは遊び場じゃないんだぞ!
(すでにきく耳持たず。放し飼いに決めました)
写真:2011年7月