カンガルー島の西の端、フリンダース国立公園にあるリマーカブルロック。
やっぱり有名なのか、世界中の旅行者、ツアー観光客が集まっています。
専用無料駐車場を降りて、まだ300㍍は歩く。
それほどこの半島は大きい。
けど、大雑把なオーストラリア、駐車場からあと何メートルとい標識はない。
観光前にトイレ休憩。
昭和の時代を思い出します!(^^)!
大自然なので、そもそもトイレもいらない、そのまま大地に返せるかもしれませんが、多くの観光客の目に触れるため、最小限の設備だけを用意したんでしょうね。
便器の下の方がどうなっているのか、個人的には非常に気になります!(^^)!
トイレを済ませたら、あとは現地にゴー!
もう待ちきれない子供たちは走り出しています。
人ごみもないし、奇岩以外の周りに行くところがないし、迷子になることはまずありませんので、ここでは放し飼いにしました。
普段のオーストリアの生活は、子どもを放し飼いにしても、周囲に迷惑が掛からない環境であることが非常に羨ましい。
(州都のような混雑したシティはもちろん別ですよ)
日本だと、すぐに「うるさい」とか「危ない(クルマに引かれないよう親が注意する叫び声)」と、どうしても口出ししてしまいますけど、ここではそれも必要なさそうです!(^^)!
それにしても、空が青いと思いません??
天気に恵まれて、本当に良かった。
おかげで奇岩の輪郭もくっきりと見え、写真に収めるのも都合が良いです!
写真よりも「体験」。
まず奇岩に触らないと。
そんなときに、まず真っ先に観光客が訪れるポイントがこちらです。
誰でもやりたくなるポーズですが、わかる気がします。
だって、このようなことは他ではできないんですから。
普段どうしてもいいポーズは取らない(ような外国人)観光客もみな同じポーズ。
子どももやりたがってましたが、残念ながら背が届かない。
子どもの遊びには向きませんでした('_')
それにしても不思議です。
写真のとおり、海を背にして、強い風が絶え間なく後方から吹き付けてくるので、岩の削られ方は一方にかたよるはずなのに、どうしこの岩はそこらじゅう穴だらけなんでしょうか?
虫にでも食われたか?
こんな場所に虫が食うほど岩は柔らかくないし。
風が強すぎて植物の種もどこかに飛んで行ってしまうのか、雑草すら生えてません。
いたずら書きしないことが守れれば岩は触り放題です。
(日本と違って「立ち入り禁止」「勝手に上るな」の看板無し。ケガしたら自己責任であることがすっかりと浸透してますからね)
子どもたちをほったらかしている間、海から吹く強い風と、目の前にそびえるアンマッチな奇岩。そして動植物な何も存在しない、岩。
不思議だなあ、と思う存分、勝手な思いに浸るのであった。
時間に追い立てられない個人旅行。
だから旅はツアーではなく、個人旅行に限るんですよね。
ツアーだと1か所の滞在時間はせいぜい長くて30分。
まだ奇岩を半周もしてないのに私たちは既に滞在時間は30分を超えてました。
こんなところ、滅多に来れないのに、30分なんてとってももったいないですよ~!
写真:2011年7月