ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

クイーンズランド 夏休みの宿題

今週、少し雨が降ったせいか、一瞬涼しい日がありましたが、今日は結局猛暑が復活。

とても暑い一日。

そろそろ夏バテしそうです。

夏休みもあと10日程度になりました。

学校の夏休みの宿題が進んでません。

さあ、どうする?他の子どももみんな同じかな?

 

夏休みというと、課外学習を思い出します。

やはり、ものを憶えるには外に行かないと。

そこで、ケアンズを思い出しました。

クイーンズランド州ケアンズというとリゾート地でしかないように思えますが、郊外には自然が広大に広がっていて、いろんな体験ができます。

海だったらグレートバリアリーフ

山に行けば世界最古の熱帯雨林

この2つは世界遺産に登録されているので、世界的に有名な観光スポットになっています。

そんな、山と海の中間地点。

海から山への途中。

熱帯雨林とはまったく逆の乾燥地帯を目にすることができました。

乾燥地帯にあるものといえば、動植物系で目にするのはアリ塚でしょう。

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高原に転がる、アリ塚・・・の廃墟。

あまりに暑いから、アリがどこかに行ってしまったのでしょうか?(そんなことはアリません!(^^)!)。

アリ塚は、女王蜂が君臨し、働きアリが約50~100年掛けて大きなアリ塚を築くものです。

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高原の中で最大級の大きさだったアリ塚に登る。

ここにもアリの姿はありませんでした。

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朽ち果てたアリ塚の様子です。

周囲の木屑などを集めたことが良くわかります。

さて、このあたりはどうしてか、木々がありません。

乾いた大地と言えども雨は降るはずなのに。

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なんとなく木々が一気になくなったかのように見えます。

少し前まで、もっとたくさん木々が生えていたんでは?そんな証拠を1つ確認しました。

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雷が落ちたんでしょう。

根元のほうでしょうか。焼けた跡がみられます。

オーストラリアは落雷により森林火災が多発する国。

一旦燃え広がると一気に木々を燃やして、平原になってしまいます。

ただし、そんな自然のほうも慣れているのか、草木がすぐに再生するのがまたすごいです。

焼けた木からは新しい芽は吹き出し、大地も新しい草が生えだしてますね。

こんな光景は日本ではまず見られないでしょう。

 

と、せっかくいい題材が揃っていたのに、学校に提出できそうなものはありませんでした。

いつかはきっと役には立つでしょうけどね!(^^)!

 

写真:2013年8月