今週もお疲れ様です。金曜の夜です。
時差がありますが、どこの国も金曜の夜!!(^^)!
以前、金曜日は午後からビジネスマンが仕事がお開きになり、アルコールが入ったランチタイム(またの名を飲み会)が始まり、そのまま夕方を迎えると書きました。
ビジネスマンだけが金曜の午後から夜を楽しんでいるわけではありません。
これは欧米に共通する話だと聞いていますが、金曜は大人の遊び(嗜み)の時間です。
いわゆる社交の場、とも言いますね。
過ごし方は様々です。
若者たちが集まってパーティーを開催することもありますし、シティでは道端に座り込んで話し続けている集団も見かけました。
地方の田舎町に金曜の夜にホテルに滞在したときは、1F受付脇にあるラウンジで、大音響を鳴らしているバンドが夜中まで演奏していて、その後は若者たちが酔っぱらって大騒ぎ。全く眠れなかった記憶もあります。
その一方で、おとなの嗜み、一言でいうと文化を嗜む楽しみ方でしょうか。
私が2014年10月に訪れていた時のこと。
繁華街の一等地には、おしゃれな劇場(シアター)がありました。
看板を見て一発でわかりますよね。
世界的に有名な「レ・ミゼラブル」です。
写真は夕方です。
開演にはまだまだ時間がありそうですね。
その周辺には、これまたおしゃれなレストランが点在しています。
ちょうど日本橋・銀座に歌舞伎座があるのと同じ感覚です。子どもたち(ティーン・英ジャー)を決して寄せ付けない雰囲気。
そんな中、いくつかのファミリーに出くわしました。
ティーンエイジャーを連れた両親か母親だけの子連れです。
ティーンエイジャーの服装の装いがまた大人っぽいんですよね。
女の子はドレスを着て、男の子はジャケットにネクタイを締めて。
オーストラリア人の身体は日本人のそれと比べてかなり大きいため、高校生なのか大学生なのか、全く区別がつきませんが、親と付き添っているということは高校生以下何だろうと思います。
でも、どうしてレストランの食事で、改まった服装をみにつけているのって?
正直聞いてみたい気がしましたが、やめました。
野暮な質問になりそうだからです。
だって、隣り近所が劇場(シアター)でしょ!決まっているじゃないの!
そう返答がありそうです。
劇場で優雅なひと時をフォーマルな服装で参加する。
これが大人の楽しみなんだと、おとなの階段を登る途中で子どもに身体で覚えさせるんだなと、直感で感じました。
こんな金曜の夜のひと時を、私もいつか味わいたいものです。
(もしかしたら、このような準備のために金曜は仕事を早く終わらすのかもしれませんね!これ、私の予想ですけど!(^^)!)
写真:2014年10月