最近、旅行本のコーナーで良く目にする「死ぬまでに行きたい○○」シリーズ。
(これだけではなく、同様の本がたくさんあります。選ぶのに困ってしまうくらい)
世界中の絶景ポイントがカラー写真で、これでもか!と言わんばかりに訴えてきます。
オーストラリアも例にもれず、ちゃんとありますよ。
ウルル(エアーズロック)、グレートバリアリーフのサンゴ礁。
確かにきれいなことこの上なし。ですけど、なにかが足りない。絶景ポイントに行ったことのある人だったら、なんとなく気が付いていると思います。
あくまで例えばですが、山のてっぺんから見る夕日がきれいだとします。
その夕日を見るために、苦労して何時間も掛けて山を登り、やっとのことで夕日を拝むとの、ヘリコプターで絶景ポイントまで連れてってもらい、難なく夕日を見るのと、どちらが感動するでしょう?
やっとのことで見るほうですよね。苦労した甲斐があってこそ、感動もひとしおだと思います。
さて、それでは、オーストラリアで感動を味わえるとしたら??
それこそいくらであると思いますが、冒険を求めすぎて怪我したり、命を落としてはモトもこもありません(ワニがいる川にダイブするなど以ての外ですぞ!)
そんな中で私がおすすめするのが、モンキーマイアがあるシャーク半島。
観光ポイントが多いのはもちろんですが、自然の絶景さを併せ持つからこそおすすめです。
お奨めポイントを整理すると
1、パースから車で10時間掛かる
苦労して(但しほどほどに)やっとのことで絶景ポイントに到着。無茶しないくらいの距離と時間か。
2.観光となるポイントが複数ある
モンキーマイア・ドルフィンリゾートといった観光ポイントだけでなく、世界で唯一ここだけ、というものが兼ね備えてある。後日述べますが、シェルビーチとか。
3.やっぱり世界遺産
「世界遺産」のキーワードがあると、それだけ重みが違います。なぜ世界遺産なのか、背景を辿るととっても奥が深いことが理解できます。それは実際見てみないと。
4.大自然
雄大であればあるほど、自分と言う存在がとってもちっぽけ。悩んでいることなんて吹っ飛んでしまいます。オーストラリアはどこでもそれを味わえる。
単に数キロ先まで何もないことでさえ、雄大さを感じます。
5.動物たち
モンキーマイアならではのイルカ、ペリカン、カンガルー、エミューだけではない。
道路を悠々と横切る大きなトカゲたちや、サメ、ジュゴンといった普段動物園以外ではお目に掛かれない生き物が身近に生息しているのも大自然だから。
6、自分の足
シティと違い、兎に角どこでも連れて行ってくれるツアーはここにはありません。
ある程度自分の足(クルマとか)で歩かないとたどり着けない。歩いた先にあるものを発見してこそ楽しい思い出となりますよね。しかも安全に。
これらは、いくら写真で訴えても、絶景は語れますが感動は語れません。
これだけ揃ったところは世界広しといえども、早々他にはありません。
本当にお奨めですから。