オーストラリア人は時間にきっちりして無駄なことをせず、てきぱきとしている。
確かにそうした働きをする人がいることは事実ですが、もう1つ。
てきぱきやるから効率的に動労時間が短い、ワークライフバランスが優れているかというと、100%そうではありません。
むしろ、日本人よりもハードワーカーが存在することもわかりました。
日本人はだらだらと(自分の場合は追い込まれて、今日中の締切に間に合わないんですが)残業する人が多いかと思います。
だらだらではなく、目いっぱい働いて遅くなる人も最近は多いでしょう。
今回南三陸に同行したオーストラリア人は来日10年以上なので、日本での生活が長いとはいえ、日本で暮らしていたとしても彼らの習慣(DNA)はそう変わりません。
ところが仕事をやり遂げる、高い目標をクリアするためには、ワークライフバランスとは言ってられないようです。
東京を4時には出発するというのに、前日の仕事は夜の12時まで頑張ってました!(^^)!
更に、本国との仕事もしているので、オーストラリアから日本に来る場合、早朝成田に到着し、そのまま仕事に向かう人がいれば同行するとか。
そのために、朝6時にはオフィスに出社し、30分で資料をまとめ、6時半から1時間社内で打ち合わせ。その足で7時半には日本のお客さんに出向き打ち合わせ。
なんてことも数か月こなすそうです。
ああ、なんだかとてもできない内容だなあ。
もちろん、1年間こんな生活が続くことはなく、2,3か月のピークで発生するとか。
それにしてもものすごい集中力と継続力。それにはもちろん体力も必要です。
おそるべし、オーストラリア人。
やるときはなり、やらないときはやらない。
その意味が分かってきた気がします。