世界一、いや地球上で一番変わった動物は何か?
敢えて上げるとしたら、3つあげることにしている。
まずは日本代表・ツチノコ。
主に岡山の方にいると言われている。
蛇のようだけど、平べったくて胴長のように丈が短い。
そして飛んだとか。
いろいろと言われているが、結局誰も見たことがないので、伝説の動物と言われている。
なーんだ。いないのか。
次に、人間代表?雪男。
これは本当にいたとされているが、実際のところ嘘っぽい話ばかり。
こちらも、顏の上半分位の大きさの皮があるらしいが、作り物だと言われている。
また、昔のビデオと思われるテープに雪男が歩く姿もあるが、こちらも誰かが演技しているものと思われるほど、とっても怪しい。
だから全く信じられません。
ところが、現代では唯一変だけど実在する動物がおります。
ここでようやく登場です。カモノハシです。
(ぱちぱち)
はじめてオーストラリアに行く前に、日本で考えていたこと。それはオーストラリアに着いたらカモノハシを探して実物をみよう!
でした。
テレビの番組や本では散々みてましたが、やっぱりこの目で泳いでいるところを見たかったんですよね。
そこで、まずはどうしても行っておきたかったパースへ。
初めて訪れた場所で、広さもわからなかったので、ただただ時間が過ぎるだけ。
とてもじゃないけど動物園へ行く優先順位は高くなく、(パースに行ったらピナクルズなので、こちらが一番。その上道も間違えた)残念ながら行きそびれてしまいました。
翌年もパースを訪れることにしました。
今回はシティの街並みもわかっているので、迷う時間もありません。
(またしてもピナクルズに行き、更に目的地のモンキーマイアを目指したのです)
もちろん、帰国前にはきちんと動物園に行くように時間も取ってありましたよ。
さて、お目当ての動物園。場所はわかっているけど園内に行く前に、カフェの若いお姉さんに確認することにしました。
私「すみません、パース ・ズーにはカモノハシはいますよね?」
事前にパースの動物園についてはできるだけ調べたが、一切わからずに、目の前まで来ていたのでした。
お姉さん「パース ズーにはいませんよ!」
目が点・点・点。
このためにパースに来たようなものなのに(目的の半分は本当にカモちゃんを見ることだった)。
にわかに信じられませんでしたので、動物園には行きましたが、本当にいなかった!
ショックが余計傷口を広げてしまいました。
(その当時はまだネットが一般に普及してなかったので、どこに行けばカモノハシがいるとか、泳いでいる姿をyoutubeでみるなんて方法はありませんでした!(^^)!)
あとでよーく調べてみると、カモノハシが生息している地域は、温度が結構低めで、湿度もあるところに住んでいます。
南極に近い、全体的に気温の低いタスマニア。
うっそうと茂った湿潤地帯のあるケアンズ近郊の山の中。
パースをはじめとした西オーストラリアは乾燥していて、気温も全体的には高め。
そもそも住んでいない上に、動物園での飼育にも適していないようでした。
だったら、確実な方法。それはもう水族館に行ってみるしかないよね。
そうか、シドニーにならいるんだ!
だったら、そこに見にいかなくちゃ!
(義務を負わなくてもいいのに!)
カモノハシの旅は続きます。それも長い道のり。