カモノハシを追い求めて数年。
どうしても野生で見たくなりました。
その前に、どうしてカモノハシが地球一変わったと考えているのかをお伝えしないと、
カモノハシを追っかけている理由がわかりませんよね。
カモノハシの生態は、実はいまだに謎だらけです。
解明されてないことが多いので、書いてある内容そのままになってしまいますがお許し下さい。
を見ると、カモノハシが哺乳類の分類に出てきます。
ところがカモノハシが変わっている最大の1つは、「たまごを生む」ことです。
哺乳類はたまごは生まないことになっています。
これ、どういうこと?
学校では、お母さんから赤ちゃんが生まれて、それを育てるのが哺乳類と習ったはずですが、カモノハシはどっちなの?
しかもこの外見です。
愛くるしい表情ですね。現代では写真がありますが、イギリス探検隊がオーストラリアに上陸したときは、写真なんてものはありません。
当時、絵に描いたり、言葉によりイギリス本国に伝えたそうですが、
その時の反応は
「人形かなにかの作り物だろう」
としか返ってこなかったそうです。
そりゃそうですね。
人類初めて姿をあらわしたんだから、なんだこりゃ!
嘴(くちばし)は平たいは、胴は短いか、手足も短くて水かきがついているし。
それに指(手?)には毒を持っている。
それが、太古の時代から姿形が変わっていないというのがとてもすごい!
なんて生き物が存在するなんて、19世紀はもちろん、21世紀の現代でもその構造がいまだに謎なんですから。
それでも、ちょっとした水音やざわめきでも怖がるカモノハシ。
些細なことで逃げてしまうくらいなのに、当時はどうやって捕まえたのかな?
巣穴を探し当てて、寝ているところを捕まえたんでしょうか?
人類の探究心も凄いですね。カモノハシはたまったものじゃないね。
いまでこそ動物保護の観点から捕獲はNGですが、そんなこと関係なかった当時に乱獲で絶滅しなくてつくづくよかったと思いました(というか、よくぞ逃げおおせたぞ。カモノハシ君)。
その優雅な泳ぎというか生活を除きたくなったのは言うまでもありません。
カモノハシの旅はまだまだ続きます。