心の準備は大方できたとして、食事の準備がまだでした。
日本国内でマラソンレースに参加するのであれば、自宅で朝食を食べたり、レース先の食堂なりコンビニで食事を食べたり、食べ物をどう調達するかはだいたい予想できますが、海外の場合、ちょっと勝手が違います。
まして、ホテルではないので。
ゴールドコースだと、ホテルは日本人慣れているので、リクエストがごはんであることはわかっていますし、ましてツアーでゴールドコーストマラソンに参加するのであれば、朝食に日本食の用意もあるでしょう。
(参加した方に聞いてみると、マラソン参加者用におにぎりを用意してもらえたホテルもあったそうです)
ホテルで簡単に調達できるおにぎりが、個人だと結構大変!
まず、おにぎりを売っているお店がゴールドコーストにありません。少なくともスーパーマーケットには!
(日本人が多く住んでいるのに、どうしてそのような需要がないのか不思議ですが、多分コストが掛かるんでしょうね)
オーストラリア全土で展開している、大型スーパーマーケットといえば、ウールワース(Woolworth)とコールズ(Coles)。
もちろん、ゴールドコーストには両方あります。ウールワースには、サウスポート、サーファーズパラダイス、ブロードビーチの一番の繁華街、オアシスショッピングセンターにもあり、合計3店、サーファーズパラダイスにあるコールズに1店と、合計4店舗も巡りました。
結果、おにぎりはもちろんの事、日本のスーパーのような惣菜コーナーももちろんなし。パンに関しては写真のようにクロワッサンや砂糖をたっぷりと含んでそうなケーキ、激安ででっかい食パンは有りましたが、日本人でご飯慣れしたしている身にはちょっと厳しいですね。(パンだけでもいいですが、胃もちしないので!(^^)!)
もちろん、かつ丼や親子丼のような弁当類もありません。そこで、最後の頼みの綱。オーストラリア全土では人気の、定番メニューとなった「寿司ネタ」のセットにすることにしました。
これなら確実にごはん(お米)にありつけます。
これにフルーツコーナーでバナナをゲットし、なんとかマラソン当日の朝食の形が整いました。本当は自分でご飯を炊いて、梅干しや味噌汁を用意するのが理想ですが、民泊ですし、そのような時間もないことから、さすがに諦め。
サーモンのあぶり、カルフォルニアロールならぬ、アボカドと現地の野菜を切ったものが詰まっているロールに、レースの期待が掛かります。
当日の朝食の用意が揃ったところで、前日の夕食探しに。
こちらは、たまたま夕方サーファーズパラダイスでお土産探し中に通りかかった、コリアンレストラン(というか、下町食堂)のメニューがなんとなく日本の定食に似ていたので、もうここに決めていました。
まだ少し早いかな、と思った夕方17時半を回ったところ。
店は既に席で埋まりかけてましたが、たまたま個人用の席2席のみ空いていたので、ぎりぎりセーフ。これで安心してメニュー選び。
メインは肉料理ですが、プルコギを少し定食っぽいように見えますよね。
本当は牛肉を選びたかったんですが、翌日のレースのことを念頭に、止む無く鶏肉に。
(その代り、レースが終わったら、存分にオージービーフを食べるぞ、と気持ちかなり前のめり)
その他、大盛りの白飯と、白みその味噌汁、からすぎないキムチが付いていたのがよかったぞ!(^^)! コリアンレストランのコリアンメニューなのに、日本で鶏肉の炒め物定食を街の食堂で食べているみたいでした。ここはゴールドコーストなのに!(^^)!
一人でしたが、明日のレースを頭に描きながら、18時15分ごろには食事を終え、宿に向かうことにしました。
普通の観光だったら、確実に次の2か所には行ってました。
・ナイトマーケット
・ジュピターズカジノ
けど、今回は封印、次回観光するときにとっておこっと。
写真:2016年7月2日