ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

日本一詳しいゴールドコーストマラソン2016 発見の5キロ超え

マインビーチを走っていると、重要なポイントが出てきました。

2度目の給水ポイントです。

今度はカップの色が2種類になりました。

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 写真は給水ポイントの一番後方です。

例によって、混雑の一番少ないところからカップを取る作戦ですが、2..5キロの時よりも明らかにカップの数が多いです。

それもそのはず、このカップスポーツドリンクです。

ハーフマラソン(21.5キロ)以下の場合、給水ポイントでは、水しか提供されません。

しかし、フルマラソンの場合、5キロごとに普通の水と一緒にスポーツドリンクがこうして提供されるんです。

これがフルマラソンの1つの醍醐味ですね。

半年前までこのことを事前に知らなかった自分は、フルマラソン中に、どうやってスポーツドリンクを持参するか、結構悩んでましたが、ネットで申込みをするとき、この情報をみて、「あ、これでレース中の手荷物が減る!」とたったこれだけでも小躍りしたものです。いやー、嬉しいなあ。

ただし、日本のスポーツドリンク、ポカリスエットとかアクエリアスのような、すっと喉を通るような味ではなく、なんとなく口が重いというか。まあ、慣れないだけですね。 

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 もちろん、舌が合わなければ持参したスポーツドリンクにすればいいですが、水だけでもいいし!

 でも、せっかくなので頂くことにしました。

並々と入っているカップ、半分くらいしか入っていないカップ

貧乏性の自分は、並々と入っているカップを取り上げました。(よくよく考えたら2杯でも3杯でも取れば良かったんだけど)。

喉は乾いていなくても水分補給は必須。まだまだ元気なので、一気に飲み干すこともできました。自分でも気が付かないほど水分が不足していたんですね。

レースに慣れている人、タイムを少しでも伸ばしたい人は、テレビで中継されているように、ドリンクを片手に飲んだり頭からかけたりして、走ることは止めません

同じように自分も走りながら飲もうと思いましたが、思いのほか走りながらの飲みって難しいんですよね。カップに口を持って来れてもドリンクがうまく口を入らない(事前に練習してませんでした!)。

なんで、結局立ち止まって飲むことにします。ドリンクが全部こぼれてしまっては意味がありませんしね。

ま、Dゾーンから走り始めた人はみな似たり寄ったり。足を止め、ゆっくりとごくごくと「頂きました!」

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自分も普段から一気にドリンクを飲み干すのが苦手なたちなので、1分ほど紙カップを持って歩いてみました。1分以内に飲み干して、さあ、レース再開!(つわものは5分以上カップを持って歩いたのか、かなり離れて沿道にカップが捨ててあったのにはびっくりです。もしかしたら沿道の住人が勝手にカップのドリンクを飲んでいた??なんてことはないでしょうね!)

そうこうしているうちに、高層ビル群が接近

道路の幅も心なしか広がる。

沿道の応援者も、こちらも随分と増えたような気がする。

そりゃそうだ。7時20分にスタートしてから、既に40分を経過。

日曜の朝早くからスタート地点のサウスポートにいましたが、既に時計は8時を回っています。朝の遅い生活の人も、そろそろ起き出す頃の時間だったのですね。

マンションが多いからか、面白いことが次々に起こり始めました。

・マンションの住民が起き出して、家族全員でハイタッチ

しかも、まだ起きたばっかりなんでしょう。5,6歳時がパジャマのままでお出迎え。ああ、まだ起きたばかりなんですね。ありがとうね、子供たち。

眠そうな子供たちの顏が今でも思い出されます。

・演奏者

ランナーを励ます、アマチュアなグループ。

エレキギターあり。タイコだけの打楽器演奏あり。マイクを持って1人で歌っている人もあり。もうお祭り状態です。

・カフェから声援

ごくたまにオープンカフェを通り過ぎます。

既に随分と話も弾んでいる様子。一体いつから盛り上がっていたんでしょうか。

朝早くからカフェに集まって談笑できるなんて、なんて素敵な生活。

あ、決して暇そうな老人たちだけでありませんよ。

見た目40代や、更にビジネスマンなのか、分厚い新聞か雑誌を脇にはさみ、ビジネスの打ち合わせをしているかのようでした(それだけ、まだまだ観察する余裕があったってことですよね)

・マンションからの声援

マンションとっても、東京の都会のような高層マンションがたくさんあるのが、ゴールドコースト

左側後頭部から太陽が昇る角度のため、ちょっと振り向いてもまぶしいんですが、それでも道路右側のマンションの高層階に目を向けてみました。

マンションのどのフロアでもベランダにベンチかチェアが置いてあります。

数は少なんだけど、数人がマンションのベランダから、こちらのランナーたちを見ているのがわかりました。まだ観察する余裕があるんで・・・

ランナーが近くにきても、全く興味もなく、沿道を散歩している人もちらほら。

(観光客かなあ)

そんな、ランナーを含めたゴールドコーストラソン関係者、応援してくれる地域の住人、そして興味のない人達も全部ぐるっとまとめて、全てを一体として丸め込んでしまう、懐の大きなところがゴールドコーストなんだとつくずく思いました。

スケールが大きな、ゴールドコーストならでは?18年ぶりの再訪の感想です。