ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

日本一詳しいゴールドコーストマラソン2016 救世主現る

同じペースで走ってくれる人、いないかな。
後ろについて走るって、楽なんだよね。つまり楽したいだけ!(^^)!

と思っていたら、突然の救世主。斜め前方に、オーストラリアの女性らしき人が
2人で話しながら、自分と同じペースで走ってました。
これはちょーラッキー。
早速くっついていくことにしました。

f:id:tanoshiiau:20160811232320j:plain

しかも、おしゃべりしながら走っているから、なんだか楽しそう!
こちらまで楽しくなってきました。何話しているか、全然聞こえないんだけど!(^^)!

ずっと真後ろで走ること2.5㌔。
素晴らしいことに自分とまったく同じペースで走ってくれました。
ここでいったん給水ポイントで水分補給。それに水をヒザに掛け、軽いアイシング。
(一度ヒザに水かけでシューズに水が染み込む失態をしているので、今度は慎重に)
女性2人のペースメーカーが給水ポイントに立ち寄る。
自分と同じように、足を止めて。
そしておしゃべりしながら、ゆっくりと。
それにしても、スタートからずっと2人でおしゃべりしながら27.5㌔まで走ってきたんだろうか。
だったら逆に凄いです。
本当だったら、ここまで息も絶え絶えで、足ももつれるほど疲れ切っている人もいるというのに。
おそるべし、オーストラリアの女性の体力。

給水ポイントから少し離れたところで様子を伺っていると、自分より少々早く休憩を切り上げて、先にレース再開。
この機会にペースメーカーから離れたくないので、こちらも少し遅れて給水ポイントをスタート。
わずかですが、ちょっとだけペースを上げて、約30秒ほどで先ほどの女性たちの後ろに追いつきました(なんだかまるでストーカーみたい。でも、陸上競技では勝敗の行方に影響を及ぼすほど左右するので、プロのランナーは必至なんですよね。でも自分は素人だけど)

f:id:tanoshiiau:20160811232456j:plain

気が付くとメインビーチのメインストリートに入っていたようです。
多くの住民が見守る中、これから家族で外出するのか、クルマが目立ち始めました。
けど、交通整理のボランティアに遮られ、多くの道路で渋滞が起きてました。
ごめんなさいね。今日だけはゴールドコーストラソンのために我慢してね。
と心で謝っておきました。
陽はまるで真上から照らしているのか、とっても暑い。
レース後に聞いて話では、最高気温が、予想の20℃ではなく、22℃まで上がったそうです。
そりゃ暑いよね。日本の夏よりは全然涼しいけど。
メインビーチの、住宅地内に広がる公園。今までまっすぐだった道が、右に左に数回カーブが続く。スタート地点だったサウスポートの公園が遠くに見えてきました。
その前に、橋を渡ります。
橋はもう目の前です。
若干ではあるものの、短い距離ですが、上り坂が続きます(行きは一気にくだりだっただなあ)。
だからなのか、ほとんどのランナーが歩いてます。ここは体力温存するところかな。
自分もスピードを落とすか。そのままキープし続けるか。
それも、目の前を走る女性2人の救世主ペースメーカー次第。
と思っていたら、突然、ペースメーカーがいきなり停止!
い、一体なにがあったんだ。しかもおしゃべりを止めずに。
ここまでちょうど良いペースで引っ張ってきて、ありがとう!
まさか27.5㌔を超えてもペースを落とさずに休みことなくこれたのも、あなたたちお二人のペースメーカーのおかげです。
と心に呟きながら、公園内をひたすら進む。進む。


帰ってきたぞ。スタートライン。