オーストラリアの人は、自然豊かな中で暮らしている。うらやましい。
と何度も書いてきましたが、そうなると、普段の生活はいったいどうなるのか。
だいぶ前の話ですが、2000年のシドニーオリンピックのころ。
イアンソープという若者が競泳でオーストラリア代表として大活躍していたを
覚えている方も多いでしょう。
なんせ若くてイケメン、もちろん水泳体形だからプロポーションも抜群。
国内だけではなく海外でも大人気でした。
オリンピックが終わり、あとは世界中のテレビ番組に引っ張りだこ。
当然、日本にもやってきました。
あるとき、たまたまテレビをつけていたら、イアンソープがテレビ出演。
(確か、バラエティー番組だったと記憶しています)
生放送ではなかったと思いますが、あるタイミングで彼は大あくびをしていました。
日ごろの疲労が溜まったんじゃなくて、「夜遅くて眠くなったから」。
スタジオ内の時間は、夜8時半。
まるでおこちゃま!のような扱いで、ずいぶんからかわれていた記憶があります。
しかし、そのあと、彼からの発言で、イメージが180度変わりました!
「朝、人泳ぎしてから学校に行っていた習慣があるから、今も早起きなんですよね」
ということは、一旦何時に起きているんだろう。
その後、インターネットでイアンソープと調べてみたら、なんと
4時半起き、5時半にはプールで泳ぎ始めて、夜8時には寝る生活。
これって、超早起き早寝の生活ですね。
自分だったっら、ひどいときは5時半に寝て、昼間に起きたりしているから、
彼とは全く逆と言ってもいいくらいですね。
オーストラリアに何度か旅行していますが、夜遅くに車の通行量が一気に少なくなり、
逆に朝早くから海岸を歩いている人が多かったり、確かに早寝のイメージがありました。
さて、民泊の話に戻ります。
どこの家庭でも早寝早起きだとは思いますが、もしや・・・と期待。
そうしたら・・・
早いのなんの!
3日目。
既に最終日(帰国日)になってしまいましたが、自分が6時ごろには民泊先を出るスケジュールをオーナーのケイティーとマルセロに伝えたところ、
「かぎはおきっぱなしでいいよ」
ん?意味がわからない。なぜ手渡しできないの?
彼らのほうが先に外出でした!!
5時40分には家を出るって言ってましたねえ。
ということは、5時前には起きて、朝食べていってから外出しているんだろうなあ。
やっぱり超朝型だ。
ゴールドコーストだからってわけじゃないけど、通勤先まで20分として、
仕事先には6時についている計算だ。
しかも、5時台からバンバンバスが走っている!
やっぱり多くの市民も朝型でした。
朝から散歩の人だらけ。
自然の中で暮らすって、日の出とともに起き出して・・・
の世界ではないですが、自然を味方にして習慣づいているんだね。
日本の、特にシティでは難しいなあ(夜の誘惑も多いし)。