いきなりですが、日本でバナナを食べようと思ったとき、食べられなかったことはありますか?
皆さん、かならず一回はあると思います。
それでも、たいていは、「熟れ過ぎて、柔らか過ぎて(腐ってしまって)」食べれなかったんじゃないでしょうか?
それでも、日本の消費者は、買ったらすぐに食べることが前提になっているから、生産者やスーパーの店員は、きちんと成熟されたバナナを提供している(はず)。
そんなことを当たり前のことと思い、普段から日常として慣れてしまった自分たち。
それを教えてくれたのが、ゴールドコーストでのスーパーで買ったバナナ!
バナナを買った目的は、参加したゴールドコーストマラソンの終わった後、栄養補給のためでした。
一番手っ取り早いし、しかもどこでも入手でき、その上安い。
じゃあ、食べるの決まりだね。
と速攻で買うことに。
ちなみに、日本のスーパーと大きく異なること、
それは、日本の場合はほとんどが3本から6本でまとまって売られているか、ビニールに一まとめになっているかのどちらかの方法で買うことになりますよね。
しかし、オーストラリアでのスーパーでは、量り売りと同じ方法。
つまり、1本からでも房からちぎって買うことができます。
(全てのスーパーではないかもしれませんので、悪しからず)
1人で旅行していた自分にとって、3本、4本買っても食べきることが出来ません。
その点、1本、2本だけ買うことができるシステムって、とっても理にかなっていますね。
日本でもそうならないかなあ。
話がそれましたが、ゴールドコーストのスーパーマーケット(ウールワース)で買ったバナナ。
歯が立ちませんでした。
硬くて。。。
皮をむいたときは、正直日本のバナナとまったくおんなじだと。
色は普通の黄色。
スーパーでは、房から1本ちぎった皮の感触が、日本と全くおんなじ。
ここまでだったら、いつもと同じ、何の疑問も感じません。
ところが。。。
一口咥えた瞬間。
何か間違ったことをしてしまったんじゃないかと思ったくらいです。
それほどの歯ごたえ、そして頭で理解するまで時間が掛かりました。
もちろん、噛み続けることもできないため、飲み込むことさえできません。
いやあ、こんなことってあるんですね。
でも、いい勉強、じゃなくて、いい体験でした。
その後、残りの1本は、お世話になった民泊のケイト&マルセルのキッチンカウンターに置いてきました。
彼らならきっと熟すタイミングを熟知して、食べごろを抑えていることでしょう。
でも、楽しかったです(笑)!
記事:2016年7月3日