一味違うと題名を付けちゃってますが、本当はふた味も三つ味も違うかもしれません。
いや、それ以上かも。
旅行して「ああ、オーストラリアなんだけど、ここはちょっと違うなあ」
と思ったこと。
・観光向けのお店が少ない
特にレストラン。定番のイタリアン、日本料理店、最近オーストラリアではやりのラーメン屋、すし屋がない。中華料理やもあるけど、はやっているお店が見当たらない。
・チェーン店が少ない
オーストラリア本土ではどこにでもあるレッドルースター、ハングリージャックは見当たらず。
カフェチェーンもほとんどなし(あるにはあったけど)
マックやケンタッキーフライドチキンも、第二の都市ロンセストンですら、2店舗あったっけなあ。
・固有の動物
有袋類はもちろんいますよ。でもコアラはいません。
タスマニアデビル(そのうち出てきます)、ウオンバットが主役?
アウトバックがないからか、頻繁にはカンガルーには出会わず。体型が小さいワラビーのほうがメイン?
・大地の色
アウトバックがないと書きましたが、見当たりません。雨が多いからか木々や草に覆われています。(同じくアウトバックのない日本人にとってはそれは過ごしやすい環境ですけど)
・晴天の確率
オーストラリア本土では、雨に遭遇する確率が少なく、直射日光が強烈で、クイーンズランドにいたっては
ビーチに行くのが目的という観光客もいるでしょう。
一方のタスマニアは、曇りの合間に晴れている?感覚か。
ビーチもそれなりにありますが、30℃を超える日々がたくさんあるわけではなく、泳いでいる地元のオージーは見つからず。気温差がこんなところにも現われていますね。
・古きを大切にする
古い建物を大事にして、今も住んでいたり、お店になっていたり。
日本でいうと、横浜の赤レンガ倉庫がいたるとこにある感覚ですね!
その一方でオーストラリア本土のような現代建築を駆使した高層ビルは全く見当たりませんでした。
(低層ビルはいくつかありましたが)
新旧混ぜこぜということはないですね。
こんな建物ばっかりです。
・とってものんびり
オーストラリアの本土でさえ、日本に比べたらノンビリ。その中でもパースやアデレードがもっとノンビリ。
更に輪を加えてタスマニアはもっともっとノンビリ。
ホバートのメインストリートで走っているクルマの遅いこと
(その代わり、一歩街を出たら、ハイウエイではビュンビュン飛ばしてます。その変わりようといったら)
お店は仕事する気はないのか、5時を待たず閉めてしまう、日曜でもカフェはやらないなど、仕事時間も短そうです(これは日本人の感覚から見た発言なので、オージーから見たら、日本人のほうが明らかに働きすぎでしょうね)
まだまだたくさんありますが、本当にたくさんの味が違っていました。
でも、ここもオーストラリア。広いなあ。
写真:2017年3月28日