タスマニア旅行、少し間が空いてしまいました。
そうそう、ポートアーサー流刑地跡。
当時の建物はありますので、じっくり見ると2日間は掛かりそう。
かといって、どれが一番すごいかなんて、見ないとわかりませんよね。
それでも、ちょっとだけヒンになればいいかなあ。
エントランス正面から入ると見える、建物。これも捨てがたいですが、
個人的には、「礼拝堂」。
ここは、圧巻。
当時を再現して、礼拝中の音楽が流れていることもあるかもしれませんが、
もうほとんど今もそのまま使える佇まい。
それに、音響設備も申し分の無い構造となっていて、響き渡る声に、「入植当時もこんなだったんだろうなあ」と想いに浸ることができます。
壇上に立てます。
外からの明かりがステンドグラスから取り込まれている。ここだけ不思議と眩しい。
絶対に脱出不可能とされてきた、タスマニア・ポートアーサーの流刑地。
きっと囚人たちも観念して、厳かに生活していたんだろうか。
それとも、内心自らの人生、夢も希望も破れてただただ生活していたんだろうか。
神のみぞ知ることでしょう。
写真:2017年3月26日