シティーの観光をしていれば、滅多に行けない、いや行かないハーバーブリッジを渡った先。
そこはノースシドニー。
観光ポイントはそう多くないが、対岸にあるルナパークのある、ミルソンズポイントがシドニーマラソンのスタートポイント。下見を兼ねてこの際行っておいて損はないところですよ。
シドニーマラソン当日では必ず使うことになる、シティーレールで、シティーからミルソンズポイント駅まで行くこともできますが、「せっかくの観光も兼ねて」なので、普段は使わないフェリーで行ってみるのはいかがですか?
サーキュラーキーからフェリーを使う
サーキュラーキーは、観光としてだけではなく、通勤・通学としても多くの人に使われています。
そこで、サーキュラーキーから対岸のミルソンズポイントまでは、フェリーが1時間に3,4本出てきます。
時間にしてわずか6分(乗り降りの時間を入れて10分も見ておけば十分)。
そのわずか乗船の間、何やら観光客らしき人が、ひたすら写真を撮りまくっていた。
一体何しているかとよく見ると、遠くになりつつあるオペラハウスと、ハーバーブリッジが一体となったところを狙っていたんでした。
実は、観光スポットとしてオペラハウスとハーバーブリッジは、シティーから写真を撮ろうとすると、一緒に収めるのが非常に難しい、いや、ほとんど無理です。
相当離れれば一緒に撮ることもできますが、写真が小さくなってしまうようです。
そこで、ミルソンズポイントと往復するフェリーに乗ると、こんな感じになります。
ああ、いいカメラ(望遠付)があれば、きれいに収まるんだろうなあ。
でも、肉眼でみていても、とても満足できますよ。
私は、他の人に写真を撮ってあげているうちに、大きなチャンスを逃してしまいましたが、まあ肉眼でも見れたし!
ハーバーブリッジ下の広場を歩いてみる
それはともかく、一番大事なのは下見ですね。
スタートポイントとなる、ストリートまでは、ミルソンズポイントの駅から歩いて約1分。
ただ、当日預ける(着替えなどの)荷物は、駅から徒歩4,5分、ハーバーブリッジの真下にある、集配所まで行かなければなりません。
たかだか広場になっているだけだと思っていますが、それでも一面芝生に覆われている。
明日のスタートに向け、準備は着々と進んでいました。
トイレもたくさんスタンバイ(笑)。
事前にネットでの申し込みで完走予定時間の自己申告を行います。
完走時間によってA,B,Cの各カテゴリーに分類されますが、私は遅い時間で申告したため、Cグループになります。
(東京から一緒に来た仲間は、Bグループですので、スタート位置が異なります)
ですが、誰もチェックしていないので、当日になって、勝手にBグループに変更してもばれなさそうですねえ。
開場、といってもハーバーブリッジ下の公園を一周しただけですが、だいたい雰囲気はつかめました。
あとは天気だけですね。
ちなみに、冒頭に書いた、ルナパークは、シドニーのお子様たちには大人気だそうです。
絵的には日本の子供たちは受けなそうですが。
そして、夜になるとライトアップされて、とっても異彩を放つのが対岸のシティーから見ることができます。
走る走らない、観光するしないに限らず、シドニーのシティーから閑静でのどかな街並みがあるなんて、と実感。「ああ、こんなところに一度住んでみたい」。
写真:2018年10月15日