ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

シドニーマラソの取説 スタートへ

おはようございます。
レース当日の朝を迎えました。

前日の天気予報どおり、風が強い。ホテルの窓がガタガタと揺れています。
空には雲が見当たりませんので、陽が昇ればきっと暖かくなるでしょう。
早速テレビをつけて、天気予報を注目・・・

朝4時半。目覚ましが鳴る前に起きてしまいました。
前日8時には別途に入って(途中一度目が覚めましたが)8時間が経ってますので、寝不足はありません。
身体は無事動きそうです。まずは良かった!

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前日日本人向けのコンビニで仕入れたおにぎりを朝食のベースにしつつ、ゆっくりと頬張る。

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前日の申し込みの時にもらえる、完走予定タイムを印刷した紙ストラップを腕に巻く
トイレも済ませ、最後の天気予報も確認して、5時20分。
さあ、そろそろ出発。早朝は予想通りの、我慢できないほどではないですが、結構寒い。
横風も受けるので、体感気温8度くらいか。

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さて、早朝にも関わらず、いやオーストラリアの早朝だからでしょうか、それとも単に日曜日の早朝だからでしょうか。5時半で結構人が歩いているのに驚きです。
でも服装を見ると、ランニング姿なので、1/3がランナーと見えました。そうか、みんなこれからスタート会場に向かうのか。

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タウンホール駅で日本から一緒に来たメンバー1人と合流。
ラソンにエントリーした人は、今日1日は特典がございます。
ゼッケンをみせると公共機関(シティのバス、電車、フェリー)はフリーパス。

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日本の自動改札と同じように駅員が不在なのが一般的ですが、1番端っこにある自動改札がオープンになっています。
ここを通ればフリーで通過できますが、早朝駅員がまばらなので、ゼッケンない一般人でも通れてしまう。
おおらかなオーストラリアをこんなところでも感じてしまいます。

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タウンホール駅で待つ人はほとんどがマラソン関係者か。

タウンホール駅から、スタート会場のあるミルソンズポイント駅までは、ハーバーブジッリを通りながら約10分。

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朝焼けの光を感じながら6時過ぎにミルソンズポイント駅に到着したら、なんだか賑わっている。

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ミルソンズポイント駅
朝6時はハーフマラソン組がまさにスタートしたばかり。
通過したハーバーブリッジの沿道に、どういうわけか多くの人が詰めかけていた訳が分かりました。
スタートしたハーフマラソンのランナーたちを横目で見ながら、まずは開場となっているハーバーブリッジ下の広場へ。

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ここで、軽いストレッチなどの準備運動を行います。すでに公園内には、トップランナーと思える集団が園内をぐるぐると走っています。
10人以上の集団が記念撮影を行っています。
もちろん、1人で参加している人の方が多く、自分のペースで準備を始めています。
そういう自分もある意味では1人参加者と同じですが、今回はフルマラソンを数10回参加している仲間もいるので、集団で参加している気分。
とか思っている余裕はありません。
シドニーラソンは、スタートとゴールが別の場所。
そのため、手荷物を預ける必要があります。

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ラソン終了後の着替え、食料、貴重品もセットで、指定のビニール袋に収まるようにまとめて、ボランティアさんに手渡して終了。

(ビニールには前日に引き換えの時にもらったゼッケン番号の付いたシールを貼る)
念のため、手元には50オーストラリアドルだけ残しておきましたが。

スタートについて、いくつかまとめておきます。

 

・景色は最高
ハーバーブリッジの下だけど、オペラハウスが望めます。

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朝焼けに染めたオペラハウスも、陽光の角度により色が変わってくるのもいいです。
シドニーラソンに参加しない限り、こんな風景を目にすることはないでしょう。
余裕があれば周囲も散策してみてください。
ティーからハーバーブリッジを渡った北シドニー地区。ちょっとしたこぎれいなこじんまりとした街。
こんなところに住んだら、毎日対岸のシティの夜景を見てしまうかもしれません。


・スタートまでのやること
先ほども書きましたが、荷物を預けること。
準備運動をすること。
レースの目標やレベルにもよりますが、ストレッチなど身体をほぐすのに15分。
スタートからダッシュできるようにするために、ジョギングを15分。
トイレに行くのに15分。
並ぶのに5分。最大でも50分は見ておく必要があります
自分の場合、スタートダッシュするほどレベルは高くないし、記録を目指してもないので、ジョギングはしません。
30分前までには、バナナなどの補給を完了させる。
バナナはホテルで済ませましたが、スポーツ用の栄養補給食(ジェル)を採り、トイレに向かいました。

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前日に撮ったトイレ。
トイレもタイミングと列にも依りますが、数はたくさんあっても長い時間並びます。
自分の場合は10分で済みました。
フルマラソンだったからかもしれません。
6時出発のハーフマラソンはフルマラソンの倍の8000人もいるので、トイレはもっと待つかもしれません。
(早くに準備に来ているフルマラソン参加者もさらに追加になります)
余裕を持つなら、ハーフマラソン参加者は5時にはスタート会場入りしたほうがよいですね。
フルマラソンは7:10スタートですので、6:10にはスタート会場入りしたほうがよいでしょう。

 

スタート場所は、前日までの事前に登録した完走予定時間により、A,B,Cに分かれます。
同行した人はB,自分はCですので、スタート場所が全く分かれてしまいました。

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スタート5分前にはスタート場所には並ぶように。とても混雑しているので、スタートし易い(中央、右側など。自分は左側。なぜならこの後渡るハーバーブリッジに関係があります)場所のキープが難しくなります。

また、まだ肌寒い身体を温めるためにトレーナーなどの上着を着ている人もいますが、スタート後は不要に。
ただ、持っていくわけにもいかないので、その場で脱ぎ捨てることができます。

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脱ぎ捨てられたトレーナーチャリティーの一環で利用されます。
もしスタートまでにどうしても身体を温めておきたいのであれば、チャリティー用にトレーナーを用意するのもいいでしょう。

さあ、まもなくスタートです。

 

写真:2018年9月16日