ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

ザ・ど真ん中! マーティンプレイス

街歩きの起点。
地球の歩き方」などの観光ガイドには、
「まず、街歩きのスタートはここから始めましょう」的なガイドを見かけることがある。


シドニーの場合、シティの街歩きは、おそらくマーティンプレイスだろう。
それだけ街の中心にあるんだけど、単なるだたっ広い歩行者天国(笑)
日本の中心、銀座のホコ天(?)を想像したかた。惜しい!
感覚としては近い。けど若干閑散としている。
この違いはなぜかというと、あくまでのわたくしの感想だが。

 

空が高い
銀座の場合、道幅はあっても両側が高層の建物ばかりのため、空が良く見えない。
一方、マーティンプレイスの場合、こちらも道路(歩行者天国)がそこそこ広いだけでなく、
建物が低い。せいぜい日本のビル換算でも10階から15階くらいだろうか。

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ちょっと高い日本のオフィスビルのよう。だから空も良く見えるし、高くも感じる

 

人口密集度
銀座の人の密集度というと、肩が触れ合うほどではないが、目をつぶってあるけば
すぐに人にぶつかるでしょう(そんなことする人いないけど)!
一方のマーティンプレイス。平日朝のラッシュでも人込みはなし。
ラッシュが過ぎれば、もっと人がいなくなり、逆に閑散となる

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あー、ストレスフリー!

 

ショップが少ない
これが一番の違いでしょうか。

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街歩きの楽しみはふらっと寄ることができるお店がたくさんあること。
銀座は飽きないという人の理由の1つがこれでしょうか。
一方のマーティンプレイス。
通りの両側には、由緒正しい(100年以上前からの)重厚な建物が。

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もちろん、建物の中は今風に改装したり、きちんとアレンジされていたり。
しかし、国を支えるショップ(例えば銀行や郵便局など)だったり、用が無いかぎり気軽に行けるところではない。これが街歩きに向いていないのかもしれません。

 

キオスク
日本の鉄道の駅には良く見る、小さな売店、キオスク。
最近は品数を充実させるために、スペースを広くしてコンビニを構える駅が増えてきた。
昔ながらのおばちゃんが1人で店を切り盛りする姿がめっきり減ったが、もはや絶滅危惧種なのだろうか。
一方のマーティンプレイスでは、絶滅危惧種のキオスクを発見。

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とこちらはおばちゃんではなく、若いオージーの女の子。
実際に手際よく販売している姿を見ることがなかったが、てきばき販売していたのか。
その反動なのか、キオスクの前を通りすぎた時は、暇そうにスマホをいじっていた
あ、これこそオーストラリア。
ゆったりした時間の流れに身を任せて、街に溶け込むのは人も含めて。
バタバタ感がまるでなし。
かといって、全く仕事をさぼっている感もなし。
いい風景だなあ。

 

写真:2018年9月17日