ホントに楽しい!オーストラリア

~楽しいからには理由がある~

本屋

 時間があれば大好きなワインを探しに、シティ内のボトルショップ(日本の酒屋)巡りをしたかったんだけど。。。


他に時間を取られてしまって、帰国の時間を迎えてしまいました!悲


時間を使ったうちの1つが、本屋さん。
やっぱり外国の本屋さんは、日本とは作りも置いてある本も(当たり前だけど)全く違うし、もともと書店が好きな
こともあったので、ついつい時間を費やしてしまいました(書店を出て次に向かう時でさえ、後ろ髪引かれる)。

シティには大きな本屋2か所に運よく出くわしました。
うち1軒は探してでも行きたかったところ。
日本にもある書店チェーン

といえばわかりますね。
紀伊国屋書店シドニーは旗艦店になるんだろうと思います。

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2018年9月

だって、日本の大手首都圏の本屋さんとほぼ同じ床面積(都内デパートの1フロアの半分くらいのイメージ)。
さて、早速紀伊国屋書店へ。

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奥のエレベーターを上がる。

場所は好立地。シティホールにある(今まで何度も出てきた)QVBの道路の向かいのとあるビルにある。
1Fには無いので、よく探さないと見落としてしまうかも! (そんなことないです。探せばすぐわかります)

 

広大なフロア
紀伊国屋書店が日本の本屋さん。だから日本の蔵書がたくさんありました。
日本の新刊本も売れ筋のものはだいたい置いてあります。
もちろん、旅行者が来た時に買えるようにガイドブックもたくさん。
それ以外に日本と確実に違うのは「日本人が書いたオーストラリアの本」

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一段に収まらないほど

歴史、地理、紀行文から教育や移民など、ジャンルも多岐にわたっている。
数日余裕があれば、確実に1日か2日は潰せるな。
ちなみに、自分用にシドニー日本商工会議所が毎年発行している

「オーストラリアの概要2018/2019」
を買ってきました。あ、結構な専門書です。興味のある人はネットで注文してね!

 

旅行といえば、オーストラリア人は旅行好き。
世界にはばたくため、「誰がこんなところ行くんだろう」という外国のガイドブックまで売っているコーナーを発見。
ガイドブックのコーナーだけでも地方都市の本屋さんと同じフロア面積はある(と思う)。
それも、1冊がほとんどどれも分厚い。旅行が好きな人は知っていると思いますが、ロンリープラネットシリーズは
どれも分厚さ満点! まあ、そんな感じです。
日本のムックのような写真満載のガイドブックは探せませんでした。どこかにあると思うだけど時間切れ。
次回行く楽しみが増えた!

 

Dymocks Sydney

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閉店後


後ろ髪引かれながら次に向かったのは、やっぱり本屋であった!(なんだよ、と言わないでね)
場所はまたまたシティ。しかも紀伊国屋から歩いて2分ほど。
ショッピングセンター WESTFIELDの隣のビル。
今度は1階に店舗があるので、見過ごすことは無いだろう。


このお店も、「ああ、外国の本屋さんだな」と感じることができます。

細長く、奥行きがある。なんだかドラッグストアみたい。

 

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オーストラリアの国内マップも多数。

ドライブマップも豊富に揃っている(ナビのある時代なのに、だ)。

しかし、覗いてみたいガイドブックは2階にあった!
ますます奥深く入って、書店内の階段を上る。
悪いことをしたら絶対に逃げられない。袋小路だ(あ、悪いことなんてしません)。

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巨大なロンリープラネット社のガイドブックコーナー

 

ガイドブックのコーナーは先ほどの紀伊国屋書店の蔵書と基本的にほぼ同じだったので、あまり時間を取らずに済む。
替わりに、なんだか写真集のようなコーナーがあったので、興味をもった。
といっても、人間や動物の写真集ではない。
最初に見とれたのは、オーストラリア料理の写真。
ぱらぱらめくる。そういえばそろそろランチタイムだ。何か食べたくなってきてしまう。
次に見つけた写真集は、住宅。インテリアコーナーまである。
「これでもか」というほど内装に凝った住宅の多いことがわかる。
インテリアとしてソファなどの家具類を買って置くのではない。
壁やドアも全部手を加えてある(もちろん、家そのものも)。
インテリアを超えて、ほとんど住宅展示場が提供する写真集のよう。
そうか、だから日本の家屋は個性がないと言われるだろうな。
いや、オーストラリアの方が正直凝りすぎ。やりすぎ。まあ写真集だから、シンプル過ぎたら誰も買ってくれないし。

と思っていたところに思わぬ写真集に出くわした。
本のタイトルを直訳すると「狭小住宅に住もう」って風でした。
さすがに凝った造りは相変わらずですが、「大きな家に住むような無駄はやめて、コンパクトな暮らしをしよう」というのがメッセージ。


狭小ってどれくらい?と疑問に思った方へ。
オーストラリアの狭小住宅シリーズ(その本の中)で一番大きな家は80平米。日本のマンションの3LDKクラス。
日本では狭小とは言わないぞ、と突っ込みたくなりましたが、オーストラリア基準です。忘れずに。

 

残念ながら、日本に持って帰るには重いし、一度写真を見たら買わずに済むかな?
今思い返すと、やっぱり買っておけばよかった!写真をみんなで見て、「なんだこれ!」
みたいに突っ込みが出来たかもしれないと思いつつ。


あ、またシドニーに行って買ってくればいいのか。


いろいろ勝手な理由を作ってますが、やっぱり外国の、特にシドニーの本屋は意外に面白うございました!

 

写真:2018年9月18日