ようやくシドニーのシティを離れて、ダーリングハーバーへ向かってみましょう。
ダーリングハーバーへは、セントラル駅を起点としたライトレールと呼ばれる路面電車に乗ってピアモント駅やコンベンション駅で下車すれば行くこともできますが、せっかくなので歩きましょう。
QVB(クイーンズビクトリアビルディング)の北側、またはピットストリートの南端のストリートでもある、マーケットストリートに出て、ひたすら西側のハーバーブリッジ方向に向かって歩くこと約10分。
(ランチタイムにはたくさんのビジネスマンが歩道を埋め尽くすほどで、なかなか前に進めませんが)あっという間にピアモント・ブリッジが目の前に現れてきます。
ピアモント・ブリッジはいきなり高架に出るため、一度1階に降りる必要があります
そのまま渡ってもいいですが、ダーリングハーバーに向かう前に、興味があれば一旦ハーバー沿いに北上してみましょう。
開発中のバランガルー
今、シドニーで一番の大規模開発と言ってもいいくらい、急ピッチで進められている、バランガルー。
もともとはダーリングハーバーのショッピングエリアからは遠く離れていたこともあり、人が多く集まるほどの場所でもありませんでしたが・・・
今では最新のショッピングセンターがオープンし、リッチなビジネスマン&観光客が高級レストラン(入ったことないです。入口の見た目から判断(^^♪) が集まる、最も賑やかなエリアに変貌してました。
まるで1つの街が出来上がったみたい。
更に、第二のカジノがオープン。それに伴い、24時間のレストランも併設されることでしょう。
その中核はもちろんホテル。賑やかな街に更に人が集まりそうですね。
ダーリングハーバーも再開発
バランガルーが倉庫街を一新して当たらな街を作っているのに対して、ダーリングハーバーは既にもともとショッピングセンターをはじめとするエリアが出来上がっていたので、本当のリニューアル。
アイマックスシアター跡の再開発地域
工事現場の壁。再開発が終わったら、こんな感じになるようです。
工事現場の壁の対象になっている建物(コンベンションセンター)。これが取り壊されるのか!
いったいどんなリニューアルになるのか、今後が非常に楽しみです。
さて、このブログの1つの目的になっている「子連れでも楽しいオーストラリア旅行」の原点に戻ってみます。
ダーリングハーバー、更にひと続きにバランガルーにまたがるこの一帯は、観光客を意識してか、歩道のスペースがとにかく広い。そして段差がない。ベビーカーでの移動もらくちん!
桟橋(Pier)前では多少狭くなっているところもありますが、全体として「子どもが放し飼い」になっても安心して散策できる、数少ないシティの一角でしょう。
(もちろん、海に転げ落ちるようなことになってはいけないので、親が何してもいいわけじゃありません)
小学生くらいなら、思い切り走っても大丈夫。
おとななら青空のもと、アイスクリームを頬張りながらゆっくり散策できるのもよし!
シーライフ・シドニー水族館をはじめ、いくつか見どころもあるので、館内に入るのもよし!
レストランも連なり、グルメのはしごをするのもよし!(でも、できればB級グルメを下町で体験して欲しいかな)
ここでもまた1日過ごせそうな場所ですね。
広いオーストラリア。シドニーだけでも数日あっても全然足りませんよ。
写真:2019年9月18日