ここはどこ?
オーストラリアは西洋の文化とアジアの文化が混じる国。
西洋はもちろん、イギリスの植民地であったことが大いに関係しているでしょう。
そんな名残からか、シドニーでは古くからの劇場の建物様式が完全にヨーロッパ調。
オーストラリアにいることを忘れさせてしまうくらいです。
その一方で、新しい劇場は、オペラハウスに代表されるような、現代様式。
あらゆる要求に応えられるように機能的な作りになっています。
そんな中、シティーでマーティンプレイスからピットストリート沿いに散策していると
ふと中世のヨーロッパに迷い込んでしまった、(自分から建物の中に入っていたんですが)特徴的な装飾が施してあるのがここ。
シドニーの奥深さを垣間見た瞬間でした。
金曜、土曜の夜に集うであろう、フォーマルに着飾ったオージー達の交流の姿を想像しながら、劇場を後にしました。
こんな発見、だから自由な旅はやめられません。
写真:2019年9月18日