オーストラリアから見て、元号である「平成」は、もう全く関係がありません。
だから、最後だろうが何だろうが、きっとどうでもいいでしょう。
しかし、平成が始まった1989年からの30年の間に、オーストラリアと日本の間では大きな変化がありました。
それを紐解くのは専門家にお任せするとして、オーストラリア好きの、オーストラリア旅行者の目線で、ちょいと考えてみます!
両者逆転
それは、なんといっても「物価」でしょう。
バブルが弾ける前の東京。そこは世界で一番物価が高く、お金が有り余っている。
当時、余ったお金でアメリカ全土が買える、とニュースになったことがあります。
実際、アメリカニューヨークのマンハッタンにある、アメリカの象徴ロックフェラーセンタービルを日本が買うことになり、大ニュースになったことがありました。
バブル時代三菱地所のロックフェラーセンター買収はなぜ失敗したのか?:今日はハロウィンの日 | satake-akihiro-50のブログ
では、今はどうなっているのか?
東京は相変わらず元気を保っていますが、海外の各都市のほうが圧倒的に元気がいい!
今やニューヨークどころではなく、シドニーでさえも変えなくなってしまったでしょうか?
細かいことはおいておいて、平成の30年間、ほぼ不景気になったことがない、全世界でもまれにみる優等国になりました(欧米だって何度もバブルが弾けていますし)。
気が付いたら、シドニーよりも東京の物価が安くなり、あまり日本に来てなかった彼らが(遠いってこともあるけど)、今や大挙して、東京、京都、大阪、それに白馬やニセコといったスキー場にも集まるようになりました。リピーターも増えたしね。
まさか、日本が物価で抜かれるなんてこと、バブル崩壊後の1990年代後半当時の日本人で考えていた人がいたでしょうか?
同様に、シドニーでは中国やその他の国のマネーが流入し、普通のビジネスマンが家を買えなくなってしまうなんてこと、誰が想像したでしょうか?
(ちなみに、シドニーの平均住宅取得価格は平均年収の七倍になったとか。通常は三倍が妥当と言われてます)。
おかげで住宅を変えない若者も激増。一方で投資で儲ける億万長者もたくさん現れてきました。
日本がバブル前に超元気だったように、今オーストラリアはとっても元気です。
だから、オーストラリアに行って、元気を分けてもらいましょうよ!
本当に元気になりますよ!