オーストラリアでの長年の夢の1つ、世界遺産ブルーマウンテンへ。
シドニーには2003年、2017年と訪問しているが、なぜかたった1日の余裕を作れば行けるのに、その日程さえ都合が付かず、約16年間も達成できませんでしたが、念願叶って行ってきました。
行った日は2019年8月13日。
実は、遡ること8月6日頃から、普段穏やかなニューサウスウェールズ州の天候が突然荒れだし、普段この時期には降らない雪がキャンベラをはじめ、なんとブルーマウンテンにも降ってしまいました。
ブルーマウンテンは、地名どおり山や渓谷もあるため標高は高い。
そのため雪が降ってもおかしくはないけ、どうしてこのタイミングで。
それだけ地球規模で天候が変動しているってことですが、何もブルーマウンテンに行けなくなってしまうなんて、神様、私たちはブルーマウンテンに行くことは許されないの?
10日(土)までの天気情報だと、ブルーマウンテンに行くには、チェーン規制があるとか、在住の日本人の情報や、テレビでも、みぞれが降っている映像が流れ、幹線道路が通行止めになっているらしい。ただ、11日(日)になってから天候が安定しだし(シドニーで続いていた強風は11日になっても収まらなかったけど)、なんとかなる気配を感じました。
そして13日(月)当日朝、レンタカー(今回はハーツです)のスタッフの方に「ブルーマウンテンにこれから行きたいんですが」と聞いたところ、「No problem.」の一言をもらい、これでもう安心!
よし、行くぞー!
ここで、今回ようやくブルーマウンテンをめざすことが可能になったのです!
ナビでブルーマウンテンまでの設定中の息子。機械の扱いに慣れていて良かった。
そうは言っても、南半球の8月は冬。しかも山に向かうから天候は急変するかも。
日本からの荷物はあまり多く持っていきたくなかったので、ダウンジャケットのような厚手のコール類は1つも持ってこなかったため、ありったけの重ね着をする覚悟で。
たまたま、ライトダウンが1枚、冬のランニング用のアンダーシャツが2枚、ユニクロのフリースが2枚あったので、それでしのげるだろう。ダメだったら麓にあるショップで買えばいいんだし、前向きに考えれば意外に道は開けます。
案の定、現地についたら、雲一つない晴天の上、上着を着ていたら少し汗ばむほどの陽気。これだから広いオーストラリアの天気はわかりません。
それよりも、観光ポイントのメッカ、「エコ―ポイント」は、ブルーマウンテンの象徴的な風景「スリーシスターズ」が見える、主要道路から最も近い距離にあるためか、駐車場を探しても空きがないほどの混雑。
昨今世界遺産ブームは世界共通ですが、ここブルーマウンテンでもシドニーからクルマで約1時間半の近距離コースのため、多くのツアー客が集まってました。
あ、正確には中国人のツアー客がほとんどです。
それに、我々も到着が遅れました。
出発遅れとナビの道案内が最短ルートではなく、30分以上も遠回りして到着したため、目標時間を軽く1時間以上オーバー。
既にエコ―ポイントをあとにするツアーと、あとからやってくる後発組のツアーとが交差し、観光客はおもいきり膨れ上がってる!
ともかく、エコ―ポイントには着いたので、とりあえずブルーマウンテン観光は楽しまないとね。
昼間になって、本当に空が青いです。
写真:2019年8月13日