本日、2019年10月25日は、オーストラリアの歴史の教科書に残る1日になる。
絶対なる。
今日の16時をもって、ウルル(エアーズロック)の登頂禁止になりました。
最後の数か月は世界中から駆け込みで、登山客が押し寄せる異常事態が発生。
しかし、今日の16時をもってそんな事態も完了。
登頂禁止となり、ようやくウルルに静寂が戻ったことでしょう。
これからは、ウルルは「見るもの」「大きさを感じるには周りを歩くこと」くらいとなり、旅行者はウルルを先住民族アボリジニの聖地であることを実感しながら、ホテルでの滞在を過ごして欲しいと思う。
大自然の静寂と脅威と、そして大きさ、さらには「人間は自然に生かされているんだ」ということを実感するための環境に変わった。
いや、変わらなければ行けなかったのだ。
もともと実感していたウルルの住人のように。
今日は、メモリアル・デーとなるかな。