いきなりですが、ファーストムーバーって知ってましたか?
私は全然知らなかったです。
英語をそのまま訳すと
「一番最初に動く」 ファーストだから、早い、じゃないです。
直訳すると変な感じですが、では、いったい何が一番最初に動いたかというと、
「コロナウイルスの初期対応」のようです。
なんとなくおわかりでしょうか。
少し前ですが、記事にもなっています。
コロナウイルス対策で、いかに早く手を打つかどうかで、その後の感染者や死亡者数を抑えこめるかどうか大きく関わってきますが、最優秀のグループが「ファーストムーバー」になります。
ただ、トップダウンでただ先頭を突っ切って、何でもかんでも命令すればいいわけではありません。
適切なタイミングで、誰もが納得する行動、そして国民に寄り添い、いつでもコミュニケーションを怠らない。そんな姿勢でコロナウイルスの蔓延を防ぐことが出来た国が
ニュージーランド、台湾、ノルウェー、ドイツ、そしてオーストラリアだということです(たぶん、本当はベトナムも入ると思うんだけど・・・)。
その特徴は、ほとんどがトップが女性だということ。
ドイツを除くと、小国だということ。
今後、正しい国の道を引っ張ってもらうのは、女性なのかもしれませんね。
そんな中、男性のトップが奮闘しているのがオーストラリアです。
モリソン首相は、コロナウイルス当初、国を抜けてどこかへ行っておりましたが、帰国後陣頭指揮を執り、目覚ましいリーダーシップを発揮しました。
その結果、6月9日現在、感染者は7265人、死者数102人に今のところ収まっています。
もちろん、途中の対策としては、外出の際は一緒に入れるのは2人までとか、ステイホーム期間が約2か月に及ぶとか、国民は無理を強いられたこともあります。
しかし、それでも「国民第一」を念頭に置かないと、国民からクビを言い渡されてしまうため、まあ当り前のことをしただけかもしれません。
それでも、ここまで来たのもリーダーシップを発揮したからでしょう。
結果、ファーストムーバーの仲間入りをしました。
そして、そのファーストムーバー同士で、今後コロナウイルス対策として対話が開始したようです。
こういった素晴らしい国があるなんて、人類も捨てたもんじゃないですね。
加えて、そのチームにオーストラリアが入っているなんて。
一方では、我が国のトップは、ファーストムーバーの要素のかけらもありません。
すべてに遅いばかりか、国民も期待しないなんて、なんて情けない国になってしまったのでしょうか。そうならないように、常に選挙に行っているのに・・あ、これはまた別の機会にお話します。
7月にはコロナウイルスが落ち着いてきた国との国際便が復活するそうですね。
オーストラリア側が日本人をどこまで受け入れてくれるのかのほうが非常にきになりますが、改善の兆しがみれるだけでも、とっても嬉しい。
そして、早く日豪、人の往来が復活しないかな。
それにしても、政治先進国と言われた欧州、アメリカは何をやっているんでしょうかね!
ああ、今夜はいい夢を見たいです(^^)/