今朝の情報番組で、たまたま再放送のタスマニアを見ることができました。
遠かったけど、行ってよかったなあ。
そしてもう一度会いたい動物たち。
同じことを何度も子供たちからも聞いています。
やっぱりオーストラリアというと、動物なんでしょうね。
オーストラリア本土とは違って、タスマニアならではの動物がいるものも、また魅力のひとつ。
そんな動物たちを紹介します。
1.パディメロン
いやあ、改めて見ると本当にかわいいです。
あの毛並みとモフモフ感。そして、ワラビーよりも一回り小さいのも
ぎゅっと抱え込みたくなります。
そういえば、カンガルーのように俊敏に走っている姿もみたこともなく、といってエミューのように優雅に歩くのでもなく、そそーっと走っていくのが脳裏に焼き付いてます。
野生でも見れますが、ワイルドライフパークで、もし小さいお子さんがいたら一緒に餌やりに参加してみてくださいね。
我々行ったのは、タスマニアンデビルズ・アンズー。
あとで紹介するタスマニアデビルと餌付けショーを見るためでしたが、ここにもカンガルーをはじめ多くの動物たちが放し飼いに。
その中に、ひときわ目立つパディメロンを発見した時には、可愛さに夢中になってしまいました。
餌もかわいく食べてくれるので、子供も怖がることもないですよ。
(その反対に、カンガルーは餌を求めて群れてくるので、大人の私でも閉口してしまいました(笑))
2、タスマニアデビル
さて、タスマニアと名前がついているくらいですから、絶対に見ておいて欲しいのがタスマニアデビルです。
病気の蔓延により絶滅危惧種にも指定されているので、現在いろんな場所で保護・治療が行われていますが、個体数が少なくなってきているので近い将来が非常に心配です。当の本人(あ、人じゃないですね)は、餌を求めて肉の引きちぎりあいをしていますが、絶対に忘れずに見ておくようしましょう。
ちなみに、野生のタスマニアデビルは、夜間動物の死骸を頬張るときは、仲間と喧嘩しながら肉を食いちぎっています。その時の鳴き声「ぎゃーぎゃー」が悪魔のように聞こえることからデビルの名前が付きましたが、誰も悪魔の鳴き声なんて聞いたことないけど。
それはともかく、日中、ワイルドライフパークにいるタスマニアデビルは、餌がキチンと割り振りされているため(隔離もされているデビルも多い)ギャーギャー鳴きながら餌を取り合う姿を見ることはできませんでした。
写真だけ見ているとかわいいんですよ。
もっと写真撮っておけばよかった。
3.ウオンバット
さて、オーストラリア本土(大陸)にもいますが、野生での遭遇率はタスマニアが一番多いんじゃないの?(統計取ってないのでわかりませんけど!)と思えるのが平べったい鼻の持ち主・ウオンバット。
もう何度みても、かわいい、が我が家の合言葉になっています。
「次回オーストラリアに行ったら、何したい」と聞くと、必ず
「ウオンバットに会いに行く」と言われる始末。
一番多く見かけたのは、なんといってもクレイドルマウンテン国立公園内でしょうか。
特に夕方になれば、晴れていようが大雨が降ろうが、餌を求めてあちこちにやってきます。もう何頭に出会えたか、というくらい。
(そのかわり午前中には会えませんでした)
ずんぐりむっくりの動きもかわいいですが、個人的にはもぐもぐとひたすら餌を食べ続けるために、口以外は微動だにしない姿が印象に残っています。
(在宅ワークで目と手首以外動かない自分の姿と重ね合わせているわけでは決してありません)
もっとかわいかったのが、子供のウオンバット。
毛並みもきれいで、ちょこまか動き(大人よりも何とか足を動かして親についていこうとしているからか)機敏に見えるのもかわいいようです。
この写真は、クレイドルマウンテン公園入口のインフォメーションセンター近くにある、デビルズ@クレイドル(DevilsQcradle)の園内に住み着いた(?)野生のウオンバット。
どこから入り込んだのか、そして係員も気にすることなく、ほとんど放置状態で園内に住み着いているようです。
(とその時の係員は言ってました)
いやあ、こんな出会いってあるんですね。
しかも、餌をやるわけでもなく、我々の後についてくるのもかわいかったため、その記憶が子供たちの脳にしっかりと焼き付いてしまったのかもしれません。
「いやー、勝手についてきちゃったよ。しかも一緒に階段上っている!」
たったこれだけですが、かわいい実体験の、超貴重な思い出。
オーストラリアであればできること、オーストラリアでしかできないこと。
是非、タスマニアには動物めがけてきてくださいね。
写真:2017年3月